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「サッカーは芸術」。アーティスト・日比野克彦氏がマッチフラッグプロジェクトに込める想い【特別インタビュー】

フットボールチャンネル 9/6(火) 11:10配信

 ロシアW杯アジア最終予選初戦に敗れるという厳しいスタートを切った日本代表は、6日にアウェイでタイ戦に臨む。W杯出場に向けた大一番を前に、現地タイで日本代表を応援するアートとスポーツの融合イベント「サッカー×アート アジア代表プロジェクト」が開催され、日本とタイ両国の試合を記念したマッチフラッグが制作された。新たなサッカー文化の形成、価値観の創造を目指すプロジェクトの総合プロデューサーのアーティスト・日比野克彦氏に、アジア地域で活動する意義などについて話しを聞いた。(取材:ダン・オロウィッツ)

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「アートとスポーツを一緒にしたプログラムを作りたい」

ーーこのマッチフラッグプロジェクトを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

 日本代表がいろいろな国と戦うW杯、特にアジアの代表としてW杯に出場する国を決める予選というステージを舞台にして、アートとスポーツを一緒にしたプログラムを作りたいと思ったのが一番のきっかけです。

ーー日本だけでなく海外でも開催されてきましたが、「サッカー×アート アジア代表プロジェクト」のこれまでの歩みを教えてください。

 アジア最終予選を戦う日本代表を応援するアートプログラムは2005年から始まりました。もう10年以上やっていて、2つの国を一緒にするマッチフラッグというやり方も、同じく10年くらいは続いています。アジアセンターとともに海外で「サッカー×アート アジア代表プロジェクト」をやり始めたのは昨年からです。タイは2次予選のカンボジア、シンガポールに続いて3ヶ国目です。

ーー各国で現地の人たちの反応はどうですか?

 国や開催場所によって全然違いますね。たとえばシンガポールでは最初に現地在住の日本人サッカー大会の会場でやったので、当然サッカーが好きな人、多くの日本人、日本代表に興味のある人たちがたくさん応援してくれましたが、日本人ばかりでした。次の日はシンガポールの美術大学で開催して、そこには絵を描くのは好きだけどサッカーはあまり知らない人がたくさんいて、シンガポール人だけでなくインド系や中国系の留学生もいました。

 国柄によって作る旗のデザインが違っていましたね。カンボジアではイオンモールというショッピングモールの中でやったので、すごくたくさんの人たちが参加してくれました。カンボジア代表の壮行会も同時に行ったので、選手たちも一緒にマッチフラッグを作ってくれました。

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最終更新:9/6(火) 11:11

フットボールチャンネル

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