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2025年に認知症パンデミック 700万人の高齢者が徘徊か

NEWS ポストセブン 9/7(水) 7:00配信

 団塊世代が全員75歳以上になる2025年には、病院、介護施設、医師、火葬場など、すべての供給が追いつかなくなる。かつてない「多死社会」が到来、国は在宅介護などを進め自宅で最後を迎えられるようにしようとしている。

 専門施設で手厚くケアされることを理想と考える人もいるかもしれないが、自宅で死ねればそれだけでも御の字なのかもしれない。国際医療福祉大学大学院教授で医師の武藤正樹氏はこう語る。

「我々医師が死亡診断書を書くとき、亡くなった場所を記入しなければなりません。病院や介護施設、自宅以外で亡くなった場合は『その他』に分類されます。マニュアルを見ますと、その他とは『山、川、路上』となっている。

 徘徊中に事故に遭ったり、川に落ちたり、路上で転んだりといったケースです。そうした『その他』で亡くなる老人も増えていくとみられています」

 2007年に認知症を患っている91歳の男性が徘徊中にJRの線路に侵入し、列車に轢かれる死亡事故が起きた。この事故では遺族の監督義務、賠償責任をめぐって法廷闘争が繰り広げられたが、そうした死が「その他」に分類されていく。この「その他」の数が年々増えていくと予想されているのだ。

 交通事故や災害、自殺などで亡くなった場合や、自宅で医師の立ち会いがなく死亡し、死因が特定できない場合などは「異状死」として警察に届け出なければならない。

「700万人といわれる団塊世代の多くは関東、中部、関西の都市圏に住んでいます。つまり2025年に起きる、介護士、看護師不足などの介護資源の枯渇は大都市でより顕著に起きます。ケアが行き届かないために、都市部での『異状死』が特に多くなると考えられます。都会に住み続けたい人は『異状死』を覚悟しなければならないのです」(前出・武藤氏)

 そうした中で、家以外の死に場所となり得るのはどこか。介護サービス情報などを掲載する『月刊 あいらいふ』編集長の佐藤恒伯氏はこういう。

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最終更新:9/7(水) 7:00

NEWS ポストセブン