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錦織、2年ぶり全米OP8強入りの裏にチャンコーチ直伝の技

THE ANSWER 9/7(水) 7:10配信

難敵にストレート勝ち、「最高のテニスできた」

 テニスの全米オープン男子シングルス16強で世界ランク7位で第6シードの錦織圭(日清食品)が世界ランク23位で第21シードのイボ・カルロビッチ(クロアチア)と対戦し、6-3、6-4、7-6のストレート勝ちを収めた。身長211センチで高速サーブを武器とする難敵撃破の鍵になったのは、コーチのマイケル・チャン氏直伝の技だったという。

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 2014年大会のファイナリストは2年ぶりの8強進出を決め、会心の笑顔を浮かべた。

「ストレートで試合に勝てた。最高のテニスもできた。たくさんのファンも来てくれて素晴らしい雰囲気でした。コート上で本当に楽しめました。このコートでプレーできて感謝しています」

 恒例のオンコートインタビューで、錦織は観衆の歓声を浴びながらこう語った。2011年に当時世界最速の251キロを記録したこともあるビッグサーバーとの対戦に「イボのような選手相手に簡単な試合など絶対にありません。最高のサーブがあります。でも、幸運なことに、今日は最高のリターンができました。ファーストとセカンドサーブで多くのリターンを決めることができました。今日のリターンゲームには満足しています」と、勝因を語った。

 リターンの中でもこの日威力を発揮したのは恩師直伝のロブショットだったという。この日はネットに果敢に出てくるカルロビッチの頭上を鮮やかなトッピスピン回転をかけたロブショットで抜いた。

「あえてロブを何回も狙った」

 レポーターから「ロブはチャンから学んだものか?」と質問されると、錦織は表情に自信を浮かべていた。

「彼はいつもいろいろなことを教えてくれる。多くの細々としたいいことをね。彼はすごく背が高かったのですが、あえて今日はロブを何回も狙いました。何度もネットに出てきていたので、いいロブを多く成功させることができた。自分の今日のロブには満足です」

 身長175センチながら1989年全仏オープンで優勝しているチャンコーチ。2013年12月に錦織陣営入りした同氏の指導で、錦織はロブに磨きをかけた様子だ。

 ベスト8の相手はウィンブルドンとリオデジャネイロ五輪で優勝している世界ランク2位のアンディー・マリー(英国)に決まった。錦織はリオ五輪準決勝で敗れている。

「アンディーもすごくタフな相手で素晴らしいテニスをしている。ほとんどナンバーワンの存在。難しい試合になりますが、僕もこれまでで最高の試合の1つを見せることができた。うまくリカバーして、次もいいテニスができるようにしたいです」

 錦織は充実の表情でマリー戦に意気込んでいた。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:9/7(水) 8:04

THE ANSWER

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