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実は今、プロ野球が空前のブーム!球場満員続出でチケット入手困難、カープと横浜は観客激増

Business Journal 9/7(水) 6:02配信

近年、地上波テレビ中継の視聴率低下や放送機会の減少もあって、プロ野球人気は低迷しているといわれてきた。さらに、今シーズンは開幕前に元スーパースター選手の薬物逮捕、昨年来の野球賭博による現役投手の失格処分などもあって、ファン離れの加速を心配する声が上がった。ファンにそっぽを向かれて国民的娯楽の座から転げ落ちるプロ野球、という懸念が高まった。

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 しかし、実際に球場に足を運んでみると、ちょっと様子が違う。試合が始まってから球場に着いた場合、自由席を確保するのは一苦労だ。ひと昔前には平日であれば可能であった、左右の席に荷物を置き、前の席に足を投げ出して観戦することなどできない。数年前まで当日券を買えたカードが前売り完売といったこともよくある。人気が低迷しているはずの野球場にファンがあふれているのだ。

 実は、観客動員を見ると、人気低迷どころか史上空前といってもいいほどの野球人気が訪れている。実数発表が始まった2005年、12球団合計で1992万4613人だった観客動員数は、東日本大震災後の落ち込みはあったものの、12年から右肩上がりになっている。

 昨シーズンは、過去最高となる2423万6920人に達した。かつて不人気とされてきたパシフィック・リーグも、14年に初の年間動員数1000万人を突破、昨シーズンも過去最多となる1072万6020人を集めた。セントラル・リーグの1351万900人は、1992年の1384万1000人や04年の1377万人には及ばないが、これらは主催者発表の「水増し分」があったといわれているため、実質的に過去最高といっていい。

 これらの傾向は、チケットの割引販売や来場ポイントの導入といった各球団のファンクラブの努力、チケットのネット予約が一般化するなど手軽に野球を観戦できるようになったこと、トイレの改修やスタジアムグルメを充実させるなど観戦環境の向上によって主に女性を中心に観客層が広がったこと、そして04年に起きた球団合併騒動以降に各球団が地域に密着した球団運営をするようになり、身近な存在になったことなどが挙げられるだろう。

 中継視聴率の低下に見られるように、野球そのものの魅力が上がったわけではないかもしれないが、各球団が地道なファンサービスに力を入れたことで、着実に集客効果が上がってきた。娯楽の多様化により、野球が「見るスポーツ」のオンリーワンから単なる選択肢のひとつになってしまったのは確かだが、そんななかでも有料放送でのテレビ観戦では飽き足らず、実際に球場に足を運び生のプレーを見ようという熱心なファンが増えているというわけだ。

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最終更新:9/7(水) 6:02

Business Journal

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