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今予選初勝利も“ガツガツ感”を求める長谷部 「人間的には素晴らしいけど内に秘める選手が多い」

Football ZONE web 9/7(水) 8:50配信

「今までのチームと比べればおとなしい」と、長谷部はより大胆な自己表現を求める

 日本代表のキャプテンは、若手の台頭によるレギュラー争いの激化を望んでいる。6日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦タイ戦に2-0と勝利した日本代表の主将、MF長谷部誠は「若い選手たちは、自分がワールドカップに連れていくという気持ちでやってほしい」と、より大胆な自己表現を望んでいる。

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 この日の日本は、前半18分にFW原口元気のゴールで先制すると、後半30分にFW浅野拓磨が追加点。日本代表の中で若手の部類に入る新顔2人のゴールに「今日は浅野や元気といった若い選手が点を取ったのが大きい。予選に彼らの力は間違いなく必要。彼らが自信をつけたのは大きい」と長谷部。初戦の敗戦を受けてスタメンに抜擢された2人のアタッカーが、目に見える結果を残したことを喜んだ。

 長谷部がワールドカップ最終予選を戦うのは3度目になる。2010年南アフリカ大会、14年ブラジル大会に向けた予選を戦ったチームと「比較は難しい」としつつも、「今出ているメンバーで言えば、予選の試合に常時出ていた選手は本田圭佑、香川真司、吉田麻也と僕かなと。他のメンバーは、メンバーに入っても出ていなかった選手もいる」と、経験の浅い選手が名を連ねている現状があるとしている。

 その上で、求めているのはそうした選手たちの自覚だと語った。

「今までのチームと比べればおとなしいというか、人間的には素晴らしいけど内に秘める選手が多い。個人的には、元気と浅野が結果を出したように、若い選手たちは自分がワールドカップに連れていくという気持ちでやってほしい。僕が岡田さんの時に代表に入った時もそうだった。それを内に秘めているなら、もっと外に出してほしい」

「元気のやる気を見せてくれた」と活躍評価

 実際にはジーコ監督時代の2006年2月にデビューしている長谷部だが、計算できる戦力として見なされたのはイビチャ・オシム監督が健康上の理由で退任し、岡田武史監督が就任した2008年から。その当時から、長谷部は自らが中心になるという強い思いがあったと語る。そして、そうした思いを若手も持っているなら、もっと前面に出し、表現してほしいと語った。

 最激戦区とされる2列目でゴールという結果を残した原口を例に出し、ポジション争いの激化を歓迎する。

「元気に関しては、アグレッシブに攻守に貢献できる選手。彼は得点を取った場所のようなところに入れるし、彼のやる気というか、絶対に点を取って勝つという気持ちを見せてくれた。まだ粗削りだけど、あそこ(2列目)のポジション争いも激しくなっていると思う」

 若手の奮起と自己表現が代表チームの成長につながると確信しているキャプテンは、ロンドン五輪、リオ五輪世代による“ガツガツ感”を強く求めている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/7(水) 8:50

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