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ホンダF1に大激変。バトンが語った「レースから離れる理由」

webスポルティーバ 9/7(水) 15:35配信

 9月3日午後4時40分、イタリアGP予選後の定例会見の様子が、この日だけは少し違った――。そして、最後にやってきたジェンソン・バトンがマイクを握り、自ら語り始めた。

【写真】ベルギーGPで確かな手応えを掴んだフェルナンド・アロンソ

「マクラーレン・ホンダと2017年からの2年契約を結んだよ。しかし、今とは少し違った形になる。来年、僕はこのチームのアンバサダーになる。2018年については、マクラーレン・ホンダで走るオプション契約がある」

 そして自ら、ストフェル・バンドーンをその場に呼び入れ、2017年のレースドライバーとして紹介した。フェルナンド・アロンソとバンドーンがコンビを組み、バトンがそばで支える。そんな3人体制のラインナップを、ロン・デニスは「革新的なソリューションだ」と表現した。

 来季、バトンはアンバサダーとしてチームを支えるというが、それはどんな活動なのだろうか。

「このチームをよくするために、やれることはなんでもチームとともにやっていく。シミュレーターワークもやるし、身体のトレーニングも続け、今の身体を維持する。できるかぎりのインプットを正しくもたらすことができるように、レース活動も続けていくつもりだ」

 マシン開発のアドバイスに加えて、シミュレーターでの開発業務、さらにはレース週末の金曜セッション後にファクトリーでシミュレーターをドライブし、セットアップの煮詰め直しをすることもある。

 ホンダの長谷川祐介F1総責任者は、ホンダとしても、バトンのアンバサダーとしての残留はうれしいことだと話す。

「ジェンソンはホンダにとって非常に特別なドライバーのひとりですし、我々のファミリーの一員として残ってくれることは前向きなことでうれしかったですね。あれだけの経験があるドライバーですから、ジェンソンをシミュレータードライバーとして活用できる、なんていうのは贅沢なことですよね(苦笑)。開発面でも、ものすごく大きなアドバンテージだと思います」

 聞くところによれば、来季バトンは2~3戦しかF1の現場に帯同しないつもりだという。他チーム、おそらくはフェリペ・マッサが引退を表明したウイリアムズだと思われるが、マクラーレン以外からのオファーもあったというが、バトンが最優先にしたかったのは休養だった。

「F1で戦っていると、『F1こそが自分の人生』になる。19歳のときからこの世界で過ごしてきて、もう36歳になる。F1にいる間はレースに次ぐレースで、その間も前のレースからの回復と、次のレースに向けた準備に費やすことになる。しかし今の僕には、間違いなく休息が必要なんだ。だから、2017年はゆっくりとリラックスしたい。今までの人生でできなかったようなことがたくさんできる可能性があると思っているし、ワクワクしているよ」

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最終更新:9/8(木) 14:05

webスポルティーバ

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