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アルゼンチンが南米予選最下位のベネズエラに薄氷の勝ち点1 メッシ不在で迫力を欠く

Football ZONE web 9/7(水) 10:55配信

敵地で2点をリードされる苦しい展開から辛くも追いつく

 現地時間6日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選の第8節で、FWリオネル・メッシが負傷で離脱したアルゼンチン代表が最下位のベネズエラ相手に2-2で引き分け。勝ち点1をなんとかものにする薄氷の戦いとなった。

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 アルゼンチンは現地時間1日の前節ウルグアイ戦で決勝点を決めたメッシが、鼠けい部の負傷によってすでにチームを離脱。またFWパウロ・ディバラが2枚の警告を受けて退場したこともあり、スタメンの2列目にMFエクトル・バネガ、ボランチにMFハビエル・マスチェラーノが名を連ねたが、前線は迫力を欠くメンバー構成になった。

 そのなかで先手を奪ったのは、ホームのベネズエラだった。前半35分、ペナルティーエリア右45度の位置でアルゼンチン守備陣に囲まれながらも、ボールをキープしたMFフアンピが左足を一閃する。鮮やかな弾道のシュートはGKセルヒオ・ロメロの伸ばした手も及ばず、ゴール左隅に突き刺さるスーパーゴールとなった。大方の予想を覆し、ベネズエラの1点リードで前半を折り返した。

 後半に入ってもホームのサポーターの声援を受けたベネズエラの決死の戦いぶりに、アルゼンチンはたじたじとなった。同8分にはカウンターから左サイドを崩され、FWホセフ・マルティネスにフリーでシュートを許し、痛恨の追加点を献上してしまう。

メッシの存在感の大きさが浮き彫りに

 0-2となってようやく目が覚めたのか、アルゼンチンは同13分に味方の縦パスを受けたFWルーカス・プラットが1点を返した。その後は雨が降りしきり、ピッチも悪コンディションになるなかでサイドからのクロスを中心に攻め立てたアルゼンチンは、同38分にMFアンヘル・ディマリアがキッカーを務めた右CKから、DFニコラス・オタメンディが右足ダイレクトで合わせてなんとか同点に追いついた。しかし、同43分にはセットプレーのボールを守護神ロメロがはじき損ない、こぼれ球を拾われた後のシュートがポストを直撃するなど、アルゼンチンは試合終盤まで肝を冷やし続けた。

 最終的にアルゼンチンは2点ビハインドの状況からなんとか引き分けに持ち込んだ。しかし7試合を終えた時点で勝ち点わずか1しか挙げられていなかった相手に苦戦したのは事実で、結果的にメッシ不在の大きさを痛感する一戦となった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/7(水) 10:55

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