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【月報・青学陸上部】夏合宿に同行。どんな練習を消化しているのか?

webスポルティーバ 9/7(水) 19:20配信

極私的! 月報・青学陸上部 第6回

「おはようございます」

 午前5時過ぎ、まだ薄暗い山の中、学生たちの声が日和田ハイランド陸上競技場のトラックに響く。400mほど離れた宿舎から選手が三々五々集まり、朝練から1日が始まる。まずは20分程度、「青トレ」と言われる体幹トレーニング。走るための準備とケガ予防でふだんから行なわれているものだ。

【写真】日本選手権5000mで4位と好走した青学大エースの一色恭志

 この日のメニューは各自ジョグ。午後練習に30kmのクロカンがあるので、朝は自分のペースで練習する。

「雨なので足元、各自気をつけて。それじゃ楽しく走ろう」

 原晋監督がそう言い終えると円を描いた集団がパッと離散した。各自腕時計でタイムをスタートさせ、トラックや競技場外周のクロカンコースなどを走り始めた。

「秋山隊長、いい走りしているなぁ」

 原監督はちょっとうれしそうだ。春先から調子が出ず、悩んでいた主力のひとりが復調しつつあるのだ。その後も選手の表情を観察しつづけ、秋山ら選手たちは小雨が降る冷たい空気の中、黙々と走り続けていた。

 8月25日から、青山学院大学陸上部の夏季選抜合宿(9月1日まで)が岐阜県御嶽で行なわれた。選抜メンバーは全21名、それ以外の選手はチャレンジ組として乗鞍で合宿に入った。

(御嶽・選抜合宿メンバー)
4年生:安藤悠哉、秋山雄飛、村井駿、田村健人、茂木亮太、池田生成
3年生:下田裕太、田村和希、貞永隆祐、吉永竜聖
2年生:小野田勇次、梶谷瑠哉、富田浩之、橋詰大慧、林圭介、森田歩希、山田滉介
1年生:鈴木塁人、吉田祐也、中根滉稀、花田凌一

 御嶽の選抜メンバーを選考した理由を原監督は、こう語る。

「この選抜メンバーは、春のトラックシーズンでの5000mの成績と夏季全体合宿でしっかりと練習を積み、ベースを上げた選手が中心になっています。1年生が4名も入った。それは1年生が夏合宿を経て、すごく変わるのと、今年だけじゃなく来年以降、飛躍してくれそうなのを感じたからです」

 7月31日から8月16日まで全選手が参加する夏季全体合宿は走り込み中心だったが、選抜合宿のテーマは何なのだろうか。

「選抜合宿のテーマは、精神的なところでは『これから駅伝シーズンに入るよ』というチーム内の意識の共有を図り、一体感を作っていく。身体的な面ではアップダウンのあるクロカンコースで1日30kmから50kmを走り込んで、体の土台作りをするということ。全体合宿同様に質よりも量を重視した練習をするということです。

 クロカンは足に優しいし、1400mの高地トレーニングも兼ねているので、環境としてはすごくいいですね」

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最終更新:9/8(木) 15:15

webスポルティーバ

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