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開発競争激化するAI音声アシスタント

JBpress 9/7(水) 6:00配信

 米ウォールストリート・ジャーナルなどの海外メディアによると、米アマゾン・ドットコムはこのほど、人工知能(AI)の専門家を、ライバル企業から引き抜いたという。

■ 20年の経験を持つAIのベテラン

 アマゾンが雇い入れたのは、ハッサーン・サワフ氏という人物。

 同氏は2013年からネットオークショ大手の米イーベイに在籍し、コグニティブ(認知)コンピューティング部門を立ち上げ、ユーザーが外国語で商品検索する際に必要となる機械翻訳の開発を指揮していた。

 また同氏はイーベイで、機械翻訳、ヒューマンランゲージ技術、コグニティブコンピューティング、AIのシニアディレクター職などを歴任。このうちヒューマンランゲージ技術やパターン認識の分野では約20年にわたる経験を持ち、2カ国語機械翻訳システムの技術に関する特許も持つという。

 今回アマゾンがサワフ氏を採用した詳細な理由については分かっていないが、同氏はすでに、米カリフォルニア州パロアルトにあるアマゾンの商品検索/検索広告事業子会社A9.comで、AI部門ディレクターの役職に就いている。

 またビジネス向けソーシャルネットワーク「リンクトイン(LinkedIn)」のプロフィールページには、その職務の目的として「アマゾンの全製品、全事業にわたる検索機能のユーザー体験を向上させること」と書かれている。

 こうしたことから、サワフ氏はアマゾンの音声アシスタントサービスの機能強化のために採用されたのではないかと、ウォールストリート・ジャーナルなどは伝えている。

■ Alexaのエコシステムを拡大

 アマゾンには、AIを使った音声アシスタントサービス「Alexa(アレクサ)」があり、ここ最近同社はこの分野に力を入れている。

 例えば先週は、Alexaに関し、同社が中国レノボ・グループ(聯想集団)と協議したと米メディアが伝えていた。この話題を最初に報じた米シーネットによると、アマゾンとレノボはAlexaをレノボ製パソコンなどに搭載することについて話し合ったという。

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最終更新:9/7(水) 6:00

JBpress

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