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手みやげに老舗の甘味処の“サハラ”を! たっぷりのきなこが味の決め手

CREA WEB 2016/9/7(水) 12:01配信

 今回ご紹介するお店は、創業100年以上の老舗、湯島の「みつばち」です。

「小倉アイス」発祥のお店としても有名な甘味処で、「みつばち」といえば、小倉アイスかあんみつを思い浮かべる方も多いと思います。

 そんななか、手みやげとして私がぜひおすすめしたいのが“サハラ”(390円)です。

 “サハラ”はたっぷりときなこをかけていただくあんみつ。きなこをサハラ砂漠の砂に見立てた、しゃれたネーミングです。

 それにしても、あんみつが今どき390円とはうれしい限り。老舗の良心に感謝です! 

 持ち帰り用の“サハラ”は材料別にパックされています。まず、寒天を袋から出して、水を切って器に入れます。次にきなこを寒天の上にふりかけます。あんこをのせて、最後に黒蜜をかけてできあがり。

 なんといっても、たっぷりのきなこが決めてです。きなこの香ばしさとほんのり感じる塩味がいいんです。塩味が暑い季節の甘味を盛りあげてくれるといいますか、あんこと黒蜜の甘さを存分に味わいつくすためのしょっぱさなのです。

ところてんと杏あんみつもおすすめです!

 東京に有名な甘味処はたくさんありますが、私が「みつばち」を好きなのは、ここの寒天は別格、どこの寒天よりもおいしいと思うからなのです。

 寒天そのものを味わうなら、ところてん(400円)です。合わせ酢とガリの酸味、きざみ海苔の香り、そして、わさびの香りとピリッとした辛み。口の中がさっぱりと涼しくなります。

 夏バテ気味で食欲のないときでも、ツルッとのどを通ります。

 さらに、杏好きの私としましては杏あんみつ(500円)もはずせません。甘ずっぱい杏とあんこと寒天って、どなたが最初に思いついたのか存じませんが、夢の組み合わせですね。

 というわけで、この季節の手みやげには、“サハラ”・ところてん・杏あんみつ、と組み合わせて持って行くのがいいと思います。

みつばち
所在地 東京都文京区湯島3-38-10
電話番号 03-3831-3083

肱岡香子(ひじおか きょうこ)
フードスタイリスト。雑誌、書籍、テレビ番組などで活躍。『東京手みやげ美人』(講談社)では、大好きなお菓子をシチュエーションや相手に応じて“手みやげリスト”として紹介。

肱岡香子

最終更新:2016/9/7(水) 12:01

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