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9日間で4000km!──ダッツン 240Zでアメリカ大陸を駆け抜ける

GQ JAPAN 9/8(木) 21:41配信

参加資格は1972年以前に作られたクルマであること。全米最古のアメリカ大陸横断自動車専用ハイウェイを9日間で約4000km、ダッツン 240Zで駆け抜ける。いざ、「グレートレース」という名の大冒険へ。

【「2016グレートレース」のハイライトを動画とフォトギャラリーでチェックする】

クラシックカーでアメリカ大陸4000kmを走破する。正に冒険というにふさわしいラリーが、毎年、初夏に開催される「グレートレース」だ。筆者は、昨年、開催30回目を記念した「クラシックルート66」を巡る大会に参戦。このクラシックカーの大冒険に、すっかり魅せられてしまった。その勢いを借りて、今年も別のパートナーとともに参加を決意したのだった。

毎年、グレートレースはユニークなコース設定で参加者を楽しませてくれる。たいていは大陸横断タイプだが、年によっては縦断タイプのことも(来年はマイアミからシカゴまで縦断する)。2016年のコースは横断型で、「リンカーン・ハイウェイ」がテーマ。カリフォルニア州のサンラフェルを出発して、イリノイ州モーリーンに至る、9日間3800kmのラリーだ。

「ルート66」に比べると日本人には馴染みのない「リンカーン・ハイウェイ」だが、全米最古のアメリカ大陸横断(ニューヨーク~サンフランシスコ)自動車専用ハイウェイとしてアメリカではつとに有名な道らしく、その昔、このルートを自動車で走ることは、正に冒険のようなものだったという。

昨年に引き続き、今年も国産車で出場することに。グレートレースの参加資格は、1972年以前に作られたクルマであること。昨年は日産 スカイライン 2000GT-Rだったが、今年はアメリカ人も大好きなダッツン 240Z(日産 フェアレディZ)。しかも、アメリカでルーフカットされたロードスタースタイルだから、観客ウケは間違いない。

参加台数は120台。スカラーシップの学生チームがいるあたり、アメリカらしい。スタート地点となったサンラフェルでは、メインストリートを閉鎖して、参加車両の展示スペースとし、多くの市民がクルマ見物を楽しんでいる。周辺のカーガイたちも自慢の愛車で駆けつける。実は、同じような光景を行く先々で見ることができる。それもまたクルマ好きにとっては、大きな楽しみのひとつ。

参加者は派手なコールとともに、およそ1分間隔でスタートしていく。装備品は実にシンプル。オーガナイザー支給のアナログマイル速度計と大きめのアナログ時計を予めクルマにセット(これが大事)しておき、備え付けの速度計や回転計は全て隠して、挑む。もちろん、ラリーコンピューターの類は一切使用禁止。どころか、スマホや携帯電話、カメラ(望遠として使える)の使用も許されない。頼りは、支給されたルートマップと、アナログ時計、アナログメーター、腕時計1本のみ。

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最終更新:9/8(木) 21:45

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