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アメリカ人も必読。今季NFLを「本命」「対抗」「大穴」で占ってみた

webスポルティーバ 9/8(木) 19:20配信

 現地9月8日(日本時間9月9日)、今季のNFLシーズンがいよいよ幕を開ける。

 近年のNFLは、「QBのパス攻撃を中心としたオフェンス力のよいチームが強い」とされてきた。ただ、冬場に戦うプレーオフを勝ち抜いてスーパーボウルまで到達し、最後にNFL王座を手に入れるには、やはりディフェンス面を含めた総合力がモノをいう。その点も注視して今季はどのチームが強いのか、両カンファレンスを「本命」「対抗」「大穴」の3チームに絞って占ってみたい。

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 まずAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のなかでスーパーボウルにもっとも近い「本命」チームは、北地区のピッツバーグ・スティーラーズとみる。同軍は史上最多6度のスーパーボウル優勝回数を誇る古豪だが、7度目の栄冠に輝くためのカギとなるのは、これまで何度も優勝を手繰り寄せてきた「スティール・カーテン(鋼鉄のカーテン)」の異名を持つ強固なディフェンスではなく、昨季リーグ3位の1試合平均395.4ヤードを稼いだオフェンスだろう。

 そのオフェンスを牽引するのは、スターQB(クォーターバック)のベン・ロスリスバーガーだ。昨季は故障で11試合の先発にとどまったものの、2014年シーズンまでの6年間で4度もパス獲得距離4000ヤードを超え、パス成功率も昨季は自己最高の68.0%を残している。パス獲得ヤード、成功率ともに、“エリート”と称される超一流QBグループに属する数字である。

 それに加えてスティーラーズは、RB(ランニングバック)レベオン・ベル、WR(ワイドレシーバー)アントニオ・ブラウンといったリーグ3本の指に入るオフェンス選手も擁しており、相手ディフェンスにとっては的を絞りにくいことこの上ない。今季はロスリスバーガーやベルが万全の状態でプレーできれば、攻撃力はさらにアップするだろう。

 対して、そのスティーラーズの「対抗」と予想されるのは、2001年シーズン以降4度のスーパーボウル制覇を成し遂げている「今世紀最強チーム」、東地区のニューイングランド・ペイトリオッツだ。オフェンス力ではスティーラーズの後塵を拝するが、バランスの取れたディフェンス力や、プレーオフを含めた冬場の戦い方を熟知する総合力では、あいかわらずNFLトップクラスの力を持つ。このチームを優勝候補のひとつに挙げないわけにはいかない。

 2シーズン前のプレーオフでボールの空気圧を不正に減圧した行為に加担したとして、大黒柱のQBトム・ブレイディは開幕から4試合の出場停止となる。しかし、ブレイディ抜きでもその穴を埋めるだけの戦力は十分に備わっており、8年連続でAFC東地区の優勝を収める可能性は高い。ただし、今季は同地区のニューヨーク・ジェッツやバッファロー・ビルズも実力を伸ばしているため、例年ほど容易には勝たせてもらえないかもしれない。

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最終更新:9/8(木) 19:20

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