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“名門”東京Vが新たな挑戦! マンCも参入する「e-sports」に日本のプロスポーツ団体として初参戦へ

Football ZONE web 9/8(木) 16:40配信

全世界の競技者人口は1億人以上! 新時代のプロスポーツに欧州のビッグクラブも注目

 J2の東京ヴェルディが8日、マンチェスター・ユナイテッドをはじめとした世界的なビッグクラブも参入の動きを見せるなど、近年急成長を遂げる新たな競技「e-sports」に、日本国内のプロスポーツ団体として初めて参戦することが分かった。

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 「e-sports」とは、コンピューターゲームやテレビゲームでの対戦型のゲーム競技のことで、「エレクトロニック・スポーツ」を省略した呼び名。1990年代後半から欧米を中心に高額な賞金がかけられた世界規模の競技大会が開催され、一気に競技者人口を増やしてきた。現在は全世界で1億人以上の競技者を抱え、大規模な大会では7500万人以上の視聴者数を記録するなど、欧米ではすでにプロスポーツの新たなカテゴリーとしてマーケットを形成している。

 サッカーゲームの『FIFA』をはじめ、格闘ゲームやシューティングゲームなど実施されるゲームの種類は多岐に渡る。今年3月にはFIFA主催で『FIFA』を競う大会が開催されており、優勝者は賞金2万ドル(約200万円)が授与され、バロンドールの式典でも表彰される。

 また、今年に入ってから欧州の有力サッカークラブが続々と「e-sports」に参戦。イングランドのプレミアリーグからはマンチェスター・シティとウェストハム、ドイツのブンデスリーガからは内田篤人が所属するシャルケとヴォルフスブルク、スペインのリーガ・エスパニョーラからはバレンシア、そしてトルコからベジクタシュが参入している。さらに世界屈指のビッグクラブであるユナイテッドも、『Overwatch』というゲームの強豪プロチームの獲得に動いていると、英メディアで報じられた。

東京Vと契約するプレーヤーを公募へ

 この急成長を遂げるマーケットに、総合スポーツクラブを標榜し、これまでにもバレーボール、トライアスロン、フットサルなどに参入してきた東京Vが注目。欧米におけるサッカークラブの参戦の状況や日本国内での流行の兆しを見極め、新たな分野への挑戦として「e-sports」に狙いを定めたという。

 複数のゲームに参戦する予定だが、まずは『FIFA』の国際大会に参加するために、契約するプレーヤーを公募する準備を進めているという。競技するプレーヤーのユニホームはトップチームと同じデザインを採用し、すでに「e-sports」チーム向けにスポンサードを考えている企業も現れているとの情報もあり、滑り出しは順調なようだ。

 たかがゲームと侮るなかれ。「e-sports」分野屈指の国際大会ともなると、賞金総額が20億円を超える規模の大会もあるという。プレーヤーやチームの強化次第では、事業の柱としてクラブの収益拡大も見込める。日本初のプロサッカークラブを目指して1969年に設立された東京Vは、日本サッカー界のパイオニアのみならず、新たな分野でも先駆者として歴史に名を残すことができるのか。今後の動向に注目したい。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/8(木) 16:40

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