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【ボランチ考察②】長谷部にも「指定席」はない。そしてハリルのリストには…

SOCCER DIGEST Web 9/8(木) 12:00配信

タイ戦でも信じられない失策。最近の長谷部はどこかおかしい。

 一度だけならまだしも、連続で二度続くと、もはや見過ごすことはできない。
 
 自陣でのミスから相手にボールが渡り、致命的なピンチを招く――ホームでのUAE戦では、PKにつながるエリア付近でのボール逸があった。さらにアウェーでのタイ戦でも、26分にはミスキックから、あわやという場面を作られる。2試合続けて、長谷部は信じられない失策をしでかしてしまった。
 
「長谷部不要論」を唱えたいわけではない。“代表通算100試合出場”という経験値やそのリーダーシップは、様々な面でチームを支え、ひとつにまとめてくれる。長谷部の存在こそ、看過できないものだ。
 
 しかし、ここ最近の代表における長谷部のパフォーマンスは、明らかに低下している。日本代表に「指定席」はない。それはキャプテンといえども同じだ。実際のプレーに説得力がなければ、スタメンから外れても文句は言えない。
 
 もしハリルホジッチ監督が長谷部に疑問を抱いたとした場合、2ボランチで守備的な役割を担う代役(あるいは後継者?)は誰が適しているのか。
 
 これまでのハリルジャパンでの実績を考慮すれば、山口となるだろう。ドイツ移籍を半年で終え、今はJ2でプレーしているが、いまだ国際レベルにあることはタイ戦でも証明された。長谷部も「ボールを奪いに行く力がある」とその実力を認めている。候補者のひとりであるのは間違いない。
 
 2ボランチのもうひとりは、現体制下では攻撃的なタイプが組み合わされるのが基本となる。指揮官のリストには、何人かの選手の名前が書き記されているはずだ。
 
 柏木、大島、柴崎、原口……。
 
 現時点での序列で見れば、柏木が妥当か。ここで一気に世代交代を進めるなら、大島がファーストチョイスとなるだろう。9月シリーズでは招集されなかったが、ハリルホジッチ監督も気にかけているはずの柴崎という選択肢もある。さらに、代表では左ウイングが主戦場の原口も、ボランチで計算されているだけに可能性はある。
 
 もちろん、「山口+遠藤」の守備タイプでコンビを組ませる方法もある。「山口+長谷部」も消えたわけではない。容易には最適解を見出せないが、今後、2ボランチの編成に大ナタが振るわれても、なんら驚きはない。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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最終更新:9/8(木) 12:48

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