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仲井戸"CHABO"麗市、39年ぶりに蘇ったビートルズ伝説のライヴ音源を語る(前編)

ローリングストーン日本版 9/8(木) 17:00配信

9月9日に世界同時発売されるザ・ビートルズのニュー・アルバム『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』。仲井戸"CHABO"麗市が、その魅力を語る。

【動画あり】仲井戸"CHABO"麗市、39年ぶりに蘇ったビートルズ伝説のライヴ音源を語る(前編)

本作は、1964年、65年に行われたハリウッド・ボウル(アメリカ・ロサンゼルス)の3回の公演のライヴ盤だ。77年に発売したアナログ盤(現在は廃盤)13曲に未発表の4曲を追加し、さらに、オリジナルのライヴ音源を直接のソースにして作った本作は、77年リリースのリイシューでもない、まったく新たなアルバムと言えるだろう。中学の頃からビートルズを聴き、日本武道館公演にも足を運んだ仲井戸"CHABO"麗市が、本作への〝ビートルズ愛〟溢れる感想を聞かせてくれた。

―CHABOさんとビートルズとの出逢いは?

中2か中3だね。親父の仕事柄、ラジオがかかってる家だったから、ある日流れて来て・・・そんな感じだったと思うよ。それで『ミュージック・ライフ』とか、当時1、2冊あった音楽雑誌ですぐに姿を探したりして。

―CHABOさんは1950年生まれですから、ビートルズの初来日(1966年)の時は・・・。

高1だね。初来日の武道館には行ったんだよ。志村けんさんと同じ歳なんだけど、志村さんも行ってる(笑)。

―今回の音源はその武道館よりも1、2年前のものですね。

うん。非常に興味深い選曲だよね。というのも、日本公演は、当時の俺たち少年ビートルズファンをはじめ、多くのファンにとって意外な選曲だったんだよね。これ(アルバムの曲)は、ある意味初期のビートルズの代表曲プラス、当時の彼らの動きがリンクしてる選曲だよね。『ヘルプ!』が完成した頃でしょ?

―そうですね。

そういう選曲になってるよね。

―本作を聴いて、どんな印象でしたか?

まずこういう音源が出ると聞いて"うわ、出るんだ"っていう驚きだよね。もちろん(未収録曲)4曲以外は『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ』(1977年に13曲入りのアナログ盤でリリース。既に廃盤)で聴いているけれど。未発表の曲があることとか、実際の音とか、彼らのプレイとか……。ファンの熱狂が凄過ぎてジョージ・マーティン(ライヴ時にレコーディング監督を担当)がライヴ直後は音源化するのを諦めたっていうこともあるわけじゃない? ただ、そういうミュージシャンとしてのいろんな感想は、1~2分後で(笑)。これを聴くとまずは64、5年の自分とリンクするんだよ。俺と同世代でこれを聴く連中はきっとそういう感じがあると思うなぁ。ビートルズ物語がもう頭に入りまくってる俺たちみたいな少年少女たちは、当時のビートルズを想像しちゃうし。そういうことをまず浴びちゃって、胸がキューンとなる(笑)。自分の子供時代も含めて64、5年当時のことがまず飛び込んでくる。音がいいとかそういうのは、その1~2分後だな(笑)。

―なるほど(笑)。

音も間違いなく良くなってる。ジョージ・マーティンが困ったというオーディエンスのもの凄い歓声を、どういうふうに今の技術で処理していったのかなっていうのも気になるしね。あと、やっぱり演奏がすげえうまいな、とかね。そういう感想、印象は順番に出てくるけど。

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最終更新:9/8(木) 17:00

ローリングストーン日本版

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