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底堅いマザーズ指数、新興株買いの好機到来かも

会社四季報オンライン 9月8日(木)21時26分配信

 日経平均株価は8月26日に一時、1万6320円まで下落。同月5日高値1万6355円と翌営業日の8日安値1万6455円の間にあいたマドを埋めた後は上昇に転じました。マド埋めで調整一巡感が強まったうえ、米国の利上げ観測を背景に外国為替市場のドル・円相場が1ドル=104円台まで円安ドル高方向へ振れたのも株価上昇を後押ししたとみられます。

 日経平均は9月5日に1万7000円台を回復。取引時間中に1万7156円まで値上がりしました。1万7200円前後をメドにしていたので、いったんは過熱感が出てきてもおかしくはない水準です。

 ドル・円相場はチャートを見ても、円高ドル安には歯止めがかかったとは言いがたい状況が続いています。1ドル=100円を挟んだモミ合い相場にそろそろ移行するのではないでしょうか。アナリストやエコノミストから90円という声もちらほらと聞こえてきます。「悲観的ムードが漂っている」のかもしれません。

 物色面では、金融などを中心に大型株がここまで上昇してきたことを考えると、そろそろ新興株銘柄に矛先が向けられてもおかしくはなさそうです。東証マザーズ指数のチャートを見ても、6月24日に828.77ポイントまで下落して底打ち。8月に入ってからはむしろ底堅いようにも見えます。そこで、これまでの大型株中心の取引から、中小型銘柄や新興株へ軸足を移すことにしました。

 新興株市場が底堅くなってきたとは言っても、いつ、なんどき叩き売られるかはわかりません。そこで、業績が好調とみられる銘柄を中心に買ってみました。その一つがダブルスタンダード <3925> 。企業向けビッグデータの生成・提供と、活用サービスの企画開発が事業の2本柱です。

 8月12日に、今2017年3月期業績予想の上方修正を発表するとともに、期末配当予想を公表。配当は前期から7円増配の33円の予定です。これを受けて翌営業日の同月15日の株価はストップ高となりました。

 自己資本比率が高く、有利子負債はゼロ。時価総額も100億円を切っていました。現在の業績なら株価3000円以上が妥当と判断し、「2800円を割り込んだ水準であれば購入してみよう」と指し値買い注文を出しておいたところ、すぐに約定しました。

 新興株相場全般の地合いが悪かったため、当社株もなかなか株価が動かずにイライラ。ところがその後、ジリジリと上昇して9月7日には約3カ月ぶりに3000円台を回復しました。今後は好業績の中小型株のうち、コンピュータ・クラウド関連だけでなく、株主優待実施銘柄などにも手を広げたいと考えています。

 (毎週木曜日に掲載)

 横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

横山 利香

最終更新:9月14日(水)20時31分

会社四季報オンライン