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死亡事故も!? セルフィー“ヒヤッと体験”実態調査

R25 9/9(金) 7:00配信

若者を中心に行われるスマホでの自撮り“セルフィー”。SNSでセルフィー写真は多く目に入るし、行楽地でも撮影する楽しそうな姿を見かける。しかし、そんなセルフィーが死亡事故の原因にもなっていることをご存じだろうか? そこで、気をつけないと危険なセルフィーの“ヒヤッとした事故”について20~30代男女205人にアンケート調査を行った。(R25スマホ情報局調べ/協力:ファストアスク)

■そもそも、セルフィーしたことある?

・経験あり 62.4%(男性:52.3%/女性:73.5%)

・経験なし 37.6%(男性:47.7%/女性:26.5%)

まずはセルフィー経験の有無を聞いたところ、「経験あり」が過半数。また、男女別でみると、やはり女性の経験割合は高く7割以上だった。とはいえ、男性も半数以上が「経験あり」と少ないわけでない。一昔前は、自分で自分を撮影するなんて恥ずかしい…という感覚があったが、一般化していることが見て取れる。なお、どんな場面で行うかというと、

「子どもと一緒に撮って、成長記録に」(28歳・女性)

「髪を切った際に次回の参考のために」(33歳・男性)

と、ライフログやメモ代わりにしている人もいるようだが、

「友だちと海に行ったときに、思い出写真として」(31歳・女性)

「花火大会で花火をバックに家族と」(37歳・男性)

「恋人とディズニーの思い出を残すため」(25歳・女性)

「ニュージーランドで景色が非常に綺麗だったため」(39歳・女性)

「フェスで友達と、思い出作り」(28歳・女性)

など、行楽地で撮影する人の割合が多い。となると、大勢の人のなか、意識をスマホに向けることになるわけだが…周囲の人との接触など、“ヒヤッと”する体験をした人はいないのだろうか? セルフィー経験者128人に改めて聞いてみた。

■セルフィーする時、“ヒヤっ”とした経験はある?

・ある 9.4%(12人)

・ない 90.6%(116人)

“ヒヤっ”と経験者はおよそ10人に1人の割合だ。多いとみるか少ないとみるかは難しいところだが、ないがしろにはできない数字ではないだろうか? なお、実際に事故に遭いそうになった人からは、

「浅草寺の雷門の前で友だちとセルフィーをしようと腕を伸ばしたら通行人にぶつかった」(23歳・女性)

「盛りセルフィーを撮るため、イスの上に立ってライトに顔を近づけて撮影をしていたらバランスを崩してイスから落ちた」(29歳・男性)

などのエピソードが寄せられた。幸いにも、これらの事例では大事には至らなかったようだが、実は海外では死亡事故も報告されている。

■転落、溺死…セルフィーの死亡事故。より注意が必要なのは20代男性!?

データ調査会社「PRICEONOMICS」によると、2015年3月インド中西部で、湖にピクニックで訪れていた男女8人がボートでセルフィーをしようとしたところ、バランスを崩して投げ出され、うち7人が溺死。また、中国では25歳の男性が滝の上からセルフィーを撮影しようとして滑落死。さらに、セルフィー中に電車に轢かれて亡くなる人もいれば、3万5000ボルトの高圧線に触れて感電死する人もいたという。

こうしたセルフィーが関連する死亡事故は、サメによる死亡事故の3.5倍で、エベレストで亡くなる人よりも多い。また、死亡した人の年齢を見ると21歳が最も多く全体の27%で、男女別に見ると73.5%が男性だった。よりSNSで注目を集めるために奇抜で過激な写真を撮りたい、というセルフィーの過熱ぶりがセルフィー事故の背景にはあるといわれるが、なかでも20代前半の男性が最も奇抜セルフィーに傾注しやすいということだろうか。ともあれ、いずれの場合も不幸な「思い出づくり」となってしまった悲惨な事故だ。

行楽日和が続くこれからの季節、セルフィーを撮影する機会も増えることだろう。悲惨な思い出になってしまわないように、セルフィーを撮影する際にはその危険性を頭の片隅に置き、周囲の状況に気を配って撮影した方がよさそうだ。

(森沢 机)

【関連リンク】

■The Tragic Data Behind Selfie Fatalities

https://priceonomics.com/the-tragic-data-behind-selfie-fatalities/


(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:9/9(金) 18:55

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