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ビジネスマンの息苦しさを癒やす「宙(そら)ガール」って!?

NIKKEI STYLE 9/9(金) 10:30配信

秋、メランコリックな気分にぴったりの特集

 ギラギラ太陽が照りつけるエネルギッシュな夏が終わり、秋……。気がつけば虫の音が聞こえてきて、木々の葉もちらりほらりと舞い落ちる……。もの悲しい9月というこの季節に、我が愛読誌「日経ビジネスアソシエ」9月号が実にタイムリーな企画で勝負をかけてきた?

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 この特集、なんだかこの時期に切ないほどぴったりだ。夏から秋へのこのタイミング。人は「メランコリック」になって、様々な悩みが顕在化するケースが少なくないからだ。

 私が興味深かったのは「職場のメンタルヘルス」にかかわる項目だった。「やる気がわかない」「ネガティブ思考にとらわれてしまう」などなど、思った以上の人が「息苦しさ」を抱えているように見えた。

 個々の悩みに対する処方箋は同誌にていねいに描かれている。ぜひ参考にされるといい。

 私は少し別の角度から「解決策」を模索した。回りくどいが、最後に「へえ……」と思っていただけることを期待して書き進む。

高橋真理子さんの「星と人をつなげる仕事」

 日本テレビ「24時間テレビ 愛は地球を救う」を見ていたら、その2週間ほど前にラジオ番組のゲストにお越しいただいた高橋真理子さんが出ていた。病院のベッドで闘病生活を送る患者さんに「天空の世界」を届けようという、ラジオでも伺った活動ぶりが紹介された。

 名古屋大学大学院でオーロラ研究を5年間続けた後、プラネタリウムの番組制作や解説者として活躍。現在は「星を届ける宙(そら)先案内人」として移動式プラネタリウムを持って全国の学校や医療機関など様々な施設をまわる「星と人をつなげる仕事」で奔走されている。

高橋「最近、梶原さんが星空を見上げたのは、いつのことですか?」

 言われて返す言葉もなかった。いろいろ思い返したが、しみじみ星を見た記憶がない。さほど忙しくもないくせに「星空を見上げる」という心の余裕を持てないままだったようだ。

高橋「梶原さんに限らず、都会で普通に暮らしている人は、じっくり星空を見上げるという機会は思った以上に少ないのかもしれませんね。でも、星空を見上げるって、いいことがいっぱいあるんですよ」

梶原「そうでしょうねえ……。で、例えば?」

高橋「空を見上げるという行為そのものが、首を、背中を、腰を伸ばし、姿勢を正すことにつながりますよね。その結果、胸を広げるから深い呼吸をすることになる。たったこれだけでも身体的、精神的にプラスの影響を与えませんか?」

梶原「(夜空を見上げる格好を1分ほどして)ああ、本当だ……」

高橋「天空に光る星たちは、実際にはそれぞれ巨大なものですが、目で見るのはどれも一つの小さな点ですよね。点だからこそ、私たちは星と1対1で向かい合える。あの星は私をじっと見てくれている……」

梶原「本当は遠いのに、近い存在?」

高橋「自分と直接つながりながら輝いてくれる。なんだかうれしいですね」

梶原「まあ、そうですねえ……」

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最終更新:9/9(金) 10:30

NIKKEI STYLE

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