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走りのクセを知って、脚の痛みを解消しよう

webスポルティーバ 9/9(金) 19:40配信

『美しくなるためのランニング講座』 第9回●脚の痛みと解消法

ランニング初心者の馬場ふみかさん(女優・モデル)がフルマラソン完走を目標にトレーニングを開始! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームの中島靖弘ヘッドコーチ。「楽しく、頑張りすぎない」ランニング講座の第9回。

■前回の写真。 近年、人気の機能性タイツは夏場も履くべき?

【プロフィール】
中島靖弘http://www.bellmare.or.jp/triathlon/profile/member.html
湘南ベルマーレ・トライアスロンチーム・ヘッドコーチ。ニューバランスランニングアドバイザー
馬場ふみかhttp://lineblog.me/babafumika/
女優・モデル。新潟県新潟市出身。167cm。

■初心者に脚の痛みはつきもの

 初心者が練習をしていく上で、見舞われることが多いのが脚のケガです。

 今回、馬場さんも右の足首に痛みが出ました。見方を変えれば、きちんと練習をしている証拠ですね。

 ケガをする箇所として一番多いのは「ひざ」、その次が「足首」といったところでしょうか。ケガをしてしまう主な原因は2つあります。

 ひとつは、まだ体力と疲労回復のバランスがとれてないため、筋肉が負荷に耐えきれず痛みが出るパターン。例えば、重心が低い走り方をしていると、太腿の前の筋肉をたくさん使ってしまい、衝撃の吸収が十分にできなくなり、膝や足首にも負担がかかります。体力が十分にあり、疲労回復ができていればそれでも耐えられますが、そうでなければ痛みとなって出てきます。これらを“オーバーユース”や“使いすぎ症候群”と言います。

 もうひとつは、正しいフォームで走ることができず、関係のない方向に無駄な力がかかってしまい、痛みが出てしまうケースです。これもフォームの問題で、ある部分に余分な負荷がかかってしまう、使いすぎ症候群の一種です。馬場さんは後者になります。

 解消方法としては、どの部分が問題なのかをチェックし、正しいフォームに修正をする必要があります。

 馬場さんの場合、右脚の動きを見てみると、膝が内側に入り、足先が外側を向いています。「ニーイン・トゥーアウト」というよく見られる症状です。これで長時間走っていると右足首内側のくるぶし周辺に痛みを感じるようになります。場合によっては膝もしくは、股関節の痛みも発症するかもしれません。

 修正方法は簡単です。内側に入る膝、外側へ向く足先を真っすぐになるように、歩みを進めることを日常生活の歩行で意識し続けてください。特に階段を昇るときは、つま先を正面に真っすぐに向け、その真上を膝が通るように目で確認をしながら昇りましょう。また、トレーナーなどに見てもらって、股関節を内側や外側に捻るための筋肉のバランスを修正してもらうことも大切です。

 ランニングは単純に考えれば前に進むだけなので、極端に言えば横や斜め方向といった無駄な動きをできるだけ減らしたい。ケガを防止し効率よく走るには、左右の脚を同じように、真っすぐ前に出すことが重要になります。

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最終更新:9/9(金) 19:40

webスポルティーバ

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