ここから本文です

5年以内に「ワールド・スーパーリーグ」が発足? サッカーシーンを変革するチャイナマネー

Football ZONE web 9/9(金) 20:25配信

EPFL担当者が示唆「我々は数年以内にワールドワイドなフットボール大会を目にする」

 中国スーパーリーグのクラブが旺盛なチャイナマネーでビッグネームの“爆買い”を敢行するなか、将来的には欧州メガクラブとのリーグ戦が実現するのかもしれない。欧州プロリーグフットボール協会(EPFL)の担当者が5年以内の実現を示唆し、警鐘を鳴らしている。それを受けて英紙「デイリー・ミラー」は、「ワールド・スーパーリーグ」の参加予想クラブを明記し、中国からは広州恒大、上海上港の2チームが名を連ねている。

【写真一覧】欧州サッカーを彩る美女サポーター特集 あのスター選手の美人妻やガールフレンドも…

 ヨーロッパサッカー界では、かねてから各国メガクラブによる「欧州スーパーリーグ」構想が噂されては実現しないという状況が繰り返されているが、同紙の取材に応じたEPFLのジャッコ・スワート氏は以下のように声明を出している。

「我々は数年以内にワールドワイドなフットボール大会を目にすることになるだろう。それは誰もが止められない発展となる。そのリーグは世界で巨大なフットボールブランドを持つ、限られた幸福なクラブのための独占的な“パーティー”だ」

 欧州スーパーリーグ構想はプレミアリーグの資金力が拡大傾向にあるなか、そうした潮流をドイツ、スペイン、イタリアのメガクラブが恐れ、プレミア各クラブに追随しようとして生まれたとスワート氏は指摘。その流れは欧州だけではなく、世界を巻き込もうとしているという。

新スーパーリーグの候補クラブは…

 さらにスワート氏は、新スーパーリーグの構想について補足する。

「新しいスーパーリーグは、世界中からのテレビ放映権料、巨大なスポンサー、ブランドとマーケティングから運営される。それはリアルなフットボールの側面ではないのだが。奇妙に聞こえるかもしれない彼らの構想は、ヨーロッパの他のリーグにとっては大きな脅威になる」

 メガクラブと他クラブの“格差”が修復不可能なレベルになることを危惧した。こうした提言とともに、同紙が載せた「ワールド・スーパーリーグ」の候補クラブは以下のようになる。

【中国】広州恒大、上海上港
【アメリカ】LAギャラクシー、ニューヨーク・シティFC
【ブラジル】コリンチャンス
【イタリア】ユベントス、ACミラン、インテル
【スペイン】レアル・マドリード、バルセロナ、アトレチコ・マドリード
【南アフリカ】スーパースポーツ・ユナイテッド
【ドイツ】バイエルン、ドルトムント
【フランス】パリ・サンジェルマン、リヨン
【イングランド】アーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド

イングランドクラブが中国で試合する日も

 欧州以外ではブラジルの名門コリンチャンスも候補のひとつ。またアメリカで盛況を誇り、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ、元スペイン代表FWダビド・ビジャらが所属するメジャーリーグサッカーの2クラブ、そして多くの選手を買い漁っている中国の“爆買い2強”などがアジア圏の候補としてリストアップされている。

 「ワールド・スーパーリーグ構想は不可避で、イングランドのクラブは5年以内に中国でミッドウィークの試合を行うかもしれない」と同紙は記している。メガクラブが欲する“カネ”は、世界のサッカーシーンを根本的に変えてしまうのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/9(金) 20:25

Football ZONE web