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わが子に「勉強させたい」「やる気を出させたい」ビリギャル著者による”9タイプ別アプローチ”で能力を伸ばす!【今すぐ判定】

ダ・ヴィンチニュース 9/9(金) 12:00配信

 誰かに何かを教えるとき、相手にとってではなく、自分にとって最適なやり方をおしつけがち。そして相手が言うとおりに動かず失敗しているのを見たとき、人はたいていキレます。「だから言ったじゃない!」。大人なら放っておけばいいのですが、相手が我が子となればそうもいかない。どうにかして勉強させたい。やる気を出させたい。そんなときにおすすめなのが、『人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書』(坪田信貴/KADOKAWA)。累計120万部を突破し、映画も大ヒットしたあの『ビリギャル』著者の最新作です。

 著者いわく、人は9つのタイプに分けられ、それぞれに適した能力の伸ばし方があるとのこと。(1)完璧主義者(2)献身家(3)達成者(4)芸術家(5)研究者(6)堅実家(7)楽天家(8)統率者(9)調停者。本書冒頭にある90のチェックリストによって自身のタイプが判明するのですが、めんどくさいと思ったあなた、大丈夫です。本書専用のアプリを利用すればあっというまに採点できます。超便利で合理的!

 そう、本書の魅力はなにより「合理的」であること。「この子にはこういう励まし方がいい」とか「こういうことを言うと機嫌を損ねやすい」ということがわかっていたほうが、絶対にラクだしお互いのためになるはずです。

 たとえば、筆者は(4)芸術家タイプ。プラスの面を「共感性が高い」「繊細」「ロマンチスト」などあげたうえで、「時にわけがわからないことを言ってきたとしても、それを『おもしろい発想だね』と言って認めつつ、相手が前向きになれるアドバイスをする」「ネガティブになる時もあるが、ただの波だと思って、あまり真に受けずにおく」など接し方を提示し、「この子の部屋を無断でそうじするとイラッとされる」「心が乱れると、周囲とあまり関わろうとしなくなる」傾向があり、「特別でありたいという意識が強いのでそこを尊重して肯定すれば俄然やる気になります」と伸ばし方を教えてくれる。心当たりがあることばかりなので、読み物として単純に、めちゃくちゃおもしろかったです。

 とはいえ、完璧にひとつのタイプにおさまることはめったにありません。次点は僅差で(7)楽天家と(1)完璧主義者だったのですが、実際、私は呑気でマイペースなのに、妙なところで「こうあるべき」「ちゃんとしなくちゃ」と生真面目になる超めんどくさい人間。自分は複合型である、という発見もふくめ、3項目をあわせて読むことで、自分という人間がどういう性質かわかった気がしました。つまり本書、相手をやる気にさせるだけでなく、自分がどういう人間なのか把握するにも役立つのです。自分の怒りポイントや、ネガティブになったときどういう行動をとりがちか、それがわかっていれば傾向と対策がとれますから。……と思ったところでなるほど、だからこの本は“子どもとあなたの”伸ばし方説明書なんだと納得した次第。

 親だって人間。思い通りにいかなかったときは、むきー!っとなるし、当たりちらすこともある。本書ではタイプごとの相性やその対策も含め、著者の経験談エピソードをまじえて教えてくれます。やる気を出さない子供に悩んでいる方だけでなく、自分をコントロールしたい方や、会社の人間関係に悩んでいる方にもぴったりおすすめの一冊です。

文=立花もも

最終更新:9/9(金) 12:00

ダ・ヴィンチニュース

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