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マイナス金利の時代になんと利回り6%超の投信

会社四季報オンライン 9/9(金) 19:36配信

 東証REIT指数が底堅く推移している。2012年の年初は900ポイントを下回る水準で低迷していたが、アベノミクスが打ち出された後の13年3月には1700ポイントまで上昇。15年1月に1990ポイントの高値を付けた後、軟化したが、日銀のマイナス金利導入などを背景に再び上昇。今年に入って4月には1962ポイントへ到達し、7日時点では1840ポイントだ。

 マイナス金利の導入で預貯金金利がスズメの涙程度になった今、J-REITの分配金利回りは実に魅力的である。

 J-REIT全銘柄の分配金利回りとNAV倍率の分布を示したのが次ページのグラフ。NAVはネットアセットバリュー(Net Asset Value)、純資産価値のことで、J-REITに組み入れられている資産の総額だ。同倍率は、現在の投資口価格が純資産価値に対して何倍まで買われているのかを表す。株式投資の物差しであるPBR(株価純資産倍率)のようなものだ。NAV倍率1倍超えは割高を意味する。

 分布図は横軸が分配金利回りで、縦軸がNAV倍率だ。7日時点で分配金利回りが最も高いのは、「サムティ・レジデンシャル投資法人 <3459> 」で6.40%。逆に最も低いのは、「日本ビルファンド投資法人 <8951> 」の2.63%。一方、NAV倍率は「サムティ・レジデンシャル投資法人」が0.89倍、「日本ビルファンド投資法人」が1.37倍だ。

 分布図を見ると、NAV倍率で1.1倍から1.4倍程度、分配金利回りで3.2%から4%のところに多くのファンドが集中している。したがって、サムティ・レジデンシャル投資法人の「NAV倍率0.89倍、分配金利回り6.40%」は投資口価格が割安で、特殊な事情でもないかぎり、同価格には上昇余地があるという意味だ。

 サムティ・レジデンシャル投資法人と同じように割安とみられる銘柄には、「日本リート投資法人 <3296> 」(分配金利回り5.80%、NAV倍率0.85倍)、「トーセイ・リート投資法人 <3451> 」(同5.78%、0.93倍)、「インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 <3298> 」(同5.65%、0.82倍)、「SIA不動産投資法人 <3290> 」(同5.63%、0.83倍)などがある。もっとも、上場企業の株価と同様、しかるべき理由があるからこそ割安に放置されているケースもあるので注意したい。

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最終更新:9/13(火) 11:31

会社四季報オンライン

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