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田園都市線の満員事故 「ガラス交換より混雑緩和を」

R25 9/10(土) 7:00配信

東急田園都市線の上り電車で、乗客がバランスを崩してドアにぶつかり、ガラスが割れるという事故が発生。東急電鉄は、窓ガラスを従来の厚さ3ミリのものから4ミリのものに順次変更すると発表した。

事故が起こったのは、9月2日の午前8時前。東急田園都市線の中央林間発清澄白河行きの準急が、二子玉川駅~用賀駅間を走行中、複数の乗客がバランスを崩し、その際に男子高校生がドアガラスに激しく衝突し、ガラスが割れたという。東急電鉄の発表によると、当時の混雑率は140%。通勤ラッシュの電車で起こった事故だった。

窓ガラスは、厚さ3ミリの強化ガラスで、2.2トンの重さが加わっても割れない強度だったというが、今回の事故を受けて、東急は、今後164の車両を対象にガラスを厚さ4ミリのものに順次交換していくと発表した。

満員電車で乗客がぶつかりガラスが割れた、という驚くべき事故。発生当時ツイッターでは、

「田園都市線の急ストップ、用賀駅で客同士の喧嘩によって窓ガラスが破壊されたせいらしい。格ゲーか?」
「客同士の喧嘩で窓ガラス破損って、ハードコアやな。田園都市線は」

などと、客同士のトラブルが原因なのではないかとの情報が流れたが、すぐさま誤りだったと判明。満員電車で乗客がバランスを崩したことが原因だとわかると、

「田園都市線の窓ガラスの事故怖すぎだろ……満員で頭を窓ガラスに押し付けられてそのまま割れるとか……」
「え、あの田園都市線の電車の窓ガラス割れてたの、男の子が頭ぶつけてなの? ひー。満員電車こわっ」

と、異常な事故だという意見も多かった。

そして、3ミリのガラスから4ミリのガラスに交換するという対応については、

「それは必要な対策だけど、根本的に田園都市線の混雑をどうにかしないとですね…」
「そうじゃなくて田園都市線の混雑を何とかできないのかと」

など、朝のラッシュを緩和することこそが問題解決につながるのではないかと考えるネットユーザーもいた。実は満員電車で窓ガラスが割れる、という事故は2014年の東京メトロ東西線でも起こっている。また東京メトロは混雑改善のため、2013年からホームと線路の増設などの大規模工事を行っている。

東急電鉄の発表によると、窓ガラスを3ミリのものから4ミリのものに交換することで、その強度は2.3倍程度になるという。安全性はこれでだいぶ高まりそうだが、乗客としては「ラッシュの緩和を実現してほしい」というのが本音だろう。抜本的な改善が待たれるところだ。

(小浦大生)

(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:9/16(金) 23:43

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