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イマドキのゆとり社員の“合理的すぎる”飲みニケーションの実態

@DIME 9/10(土) 11:10配信

可愛い部下、生意気な後輩、できる新人。沸き返る青二才な彼等との接触は、時に骨が折れ、しかし避けて通れない道であります。先輩/上司として、積極的にコミュニケーションを計ろうとするも、満足する反応が後輩から返って来ないぞ、という声をよく耳にいたします。今回は、そんな反応のゆるいイマドキ新人について、当事者でもある筆者がゆるりと綴って参ります。

【イマドキな後輩はノリが悪い?】

同期の集まりには割と盛り上がりを見せるイマドキ達でありますが、どうやら、会社の飲み会には消極的な人が多いようで。

そうと思えば、先輩/上司からの直接の誘いもすり抜けてしまうようであります。また、漸く同じテーブルで酒を飲み交わす事ができたとしても、新人のジョッキの中身がウーロン茶だったり、後輩のお冷やのタイミングがやたら早かったり、そんな経験ありますでしょう?

酔っていくのは自分だけ、向かいでは若干引き気味の目が付き合い程度に微笑んでいる、といった状態ですね。やんわりとアルコールを勧めても「弱いんで」「明日早いんで」なんてのらりくらりと躱されて撃沈。何となく見えない壁を作られている様な気分でありますね。この壁、越えようとするともの凄い拒絶が待っておりますから、止めておきましょう。

さて、一口に後輩/新人といっても、それぞれでありますから例外も当然あります。しかしそれで纏めてしまうとコラムが続きませんので、今まで見聞きして来た同世代達の“ノリ”事情について、大まかに二種類に分けて説明いたします。

【合理的なイマドキの場合(さとり系)】

彼等(男女含む)の場合、まずこの先輩と飲みに行く必要はあるだろうか、というシンプルな自問から始まり、「メリットも無ければデメリットも無い、ならばそれに時間を使う必要はなし、行かん」といった流れで参加の是非を決める節がございます。また、飲みたくない人とは飲まない、というごもっともなケースもありまして、“お付き合い”という言葉は通用いたしません。

自分と仕事関係の距離を、割と遠めに保ちたがりますから、そういった事も彼等のノリに繋がってくるのでしょう。

【合わせ上手乗せ上手なイマドキの場合(ゆとり系)】

嫌な顔せずノリノリで誘いに乗るタイプのイマドキ達は、さとり系に比べれば“いい子”に映るでしょう。自分の話しにニコニコ相槌をうち、そうなんですね、成る程ですね、と間の手を入れてくれるものだから、気分は上々でありますね。ゆとり系後輩/新人は、人付き合いが上手いようです。しかし、その割にお冷やのタイミングが結構早いのは、彼等自身が醒めているからであります。

浮かれた上司、先輩が手洗いに席を立った瞬間、新人達の顔から笑顔が剥がれ落ちるのを、実際何度も見た事がありまして。真顔になった彼等はスマホを弄りながら、同期同士で“素のやり取り”を致します。トイレから先輩、上司が帰還すれば、彼等の表情も戻るのですね。恐ろしい二面性。さとり系が距離ならば、こちらは透明な壁を築いている、と言えるでしょう。

ちなみにお酌や、注文取りの役割についてですが、若い世代は大方そんなの知らぬ存ぜぬであります。この辺は共通しております。なんで自分が先輩の注文取ってあげなきゃならんの、自分で然るべき時にした方がスマートじゃん。といった具合でございます。

また、大きな飲み会にて、真っ先に入り口から遠い席に腰を落ち着けたのは、とびきりの新人で、上司は入り口に一番近い席になった、という話しを耳にした事がございます。新人の言い分は「入った順に奥から座っただけ」。先輩の教育不足もありますが、飲みの席にルールなんて七面倒くさい、というのがイマドキの新人の根本であります。

さて、二つのパターンを見て参りましたが、いかがでしたでしょうか。特に後者は、世代関係なく“付き合い”に対するノリのテンプレートなのかもしれませんが、一世代前のそれと違いはありましたでしょうか。

つれないイマドキではありますが、一昔前のように飲み会も仕事の内という時代でもないということで、多目にみてやって下さいませ。

文/松永舞香

@DIME編集部

最終更新:9/10(土) 11:10

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