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“ガラスの天才”イングランド代表MFが移籍決断 ベンゲル監督は「残って欲しかった」と未練

Football ZONE web 9/10(土) 10:50配信

今夏のEUROに出場したウィルシャー。今夏、ボーンマスへ1年間の期限付き移籍

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、今夏にボーンマスへ1年間の期限付きで移籍したイングランド代表MFジャック・ウィルシャーについて「できればキャリアを通じてアーセナルに残っていて欲しかった」と本音を明かしている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 特大の才能を持ちながら、度重なる負傷に悩まされているウィルシャー。今夏はイングランド代表の一員として欧州選手権(EURO)に出場したものの、トップフォームからは程遠く、大会後に合流したアーセナルでも出番は確約されていなかった。2008年に16歳でプロデビューを果たした“ガラスの天才”は、2010年にボルトンで半年間プレーして以来となるボーンマスへの期限付き移籍を決断した。

 デビュー時からウィルシャーを見てきたベンゲル監督は、その才能について今さら触れるまでもないと全幅の信頼を寄せている。足りないのは実戦経験だとして、ボーンマスでの復活に期待を寄せた。

「できれば、キャリアを通じてここ(アーセナル)に残って欲しかった。ジャックはワールドクラスのプレーヤー。ボーンマスに行ったが、私にそのクオリティーを見せる必要はない。彼に必要なのは、競争できる水準にまで戻ることだ」

「試合を求めていた」と指揮官も理解を示す

 エリート街道を歩んできたはずのウィルシャーは、24歳でボーンマスへと新天地を求めた。とはいえ、フランス人指揮官は「ジャックの挑戦は試合に出場するためのもの」と、決断に至った気持ちを汲み取っている。

「彼は試合を求めていた。その望みは理解できる。昨季ほとんどプレーしなかったことを忘れないためにも、ロジカルな選択だと思ったよ。2年間プレーせずに、トップレベルに戻ることはできない。今季は多くの試合に出ることが大切だ」

 アーセナルファンだけでなく、イングランド中が復活を期待する24歳のレフティーは、再びトップ水準のプレーを取り戻すことができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/10(土) 10:50

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