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ジダン監督の愛息4人も“被害者”に!? FIFAの補強禁止処分を「不合理だ」と糾弾

Football ZONE web 9/10(土) 14:00配信

かつてバルサにも同様の処分が下り、下部組織所属の久保は帰国せざるを得ない状況に

 18歳未満の外国人選手登録問題を受けて、レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードがFIFA(国際サッカー連盟)から『選手補強禁止処分』を下されたと報じられている。そんななか、レアルのジネディーヌ・ジダン監督は試合前日会見で「サッカーをプレーできなくなるのは不合理だ」と、“二重国籍”状態にある愛息4人への処遇について理解を求めている。

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 FIFAが問題視しているのは、スペイン以外の国から18歳未満の選手を呼び寄せ、下部組織に入団させるケースだ。かつてはレアルの宿敵バルセロナにも同処分が下り、トップチームの補強禁止処分だけでなく、国外から来た下部組織の選手も公式戦出場が禁止された。そのため、当時バルサの下部組織に所属していた日本代表FW久保建英が帰国せざるを得ない状況となった。

 レアルとアトレチコは、規約違反による補強禁止処分に対して不服として控訴したものの、FIFA上訴委員会は却下。両クラブはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する意向だという。この状況を不安視しているのはジダン監督だ。

 ジダン監督はレアルのトップチーム指揮官を務める一方で、愛息である長男のMFエンツォ、次男のGKルカ、三男のMFテオ、四男のMFエリアスの4人が、同クラブBチームや下部組織でプレーしている。しかし、母親の出身地で現在居住しているスペイン国籍を保有しながら、全員がフランス国籍を持つ“二重国籍”が問題視されているという。

親としての不安を口にするジダン監督

 スペイン紙「AS」によると、リーガ第3節を控えたジダン監督は、試合のことだけでなく今回の処分についてこう口にしたという。

「私はまだ何も把握していない。クラブはできる限りのことを尽くそうとしている。私は特に息子たちのことについて話したい。彼らはここスペインで生まれ、過ごしている。彼らがフットボールをプレーできなくなるのは不合理だ。問題が解決されることを祈っているし、それは私を悩ませる。息子たちにも忍耐が必要になる」

 今年1月にレアルの指揮官に就任したジダン監督だが、以前にもFIFAの処分について「馬鹿げた判断」と珍しく語気を荒げたこともあった。今回の問題で息子たちのプレー機会を奪われないかと、親として一番心配しているのは間違いない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/10(土) 14:00

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