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次はブンデスで――攻守に貪欲な原口元気は「仕事量を減らさず、ゴール前で仕事をする」

SOCCER DIGEST Web 9/10(土) 12:00配信

「走るとか、球際とか、そういう部分は毎試合やっている」。

 ロシアワールドカップ・アジア最終予選の第2節・タイ戦で、左ウイングで先発した原口は19分、チームに勢いをもたらす値千金の先制弾をヘッドで決めている。
 
 ゴール以外でも、縦へのドリブル突破、カットイン、左SBの酒井高との絶妙なコンビネーションプレー、相手の最終ラインの背後を突く動き出しなど、バラエティに富む仕掛けを繰り出しては、日本の攻撃をけん引していた。
 
 そして、守備面の貢献度も際立っていた。素早く攻守を切り替えてボールを奪いに行くなど、精力的なディフェンスについて聞けば、平然と答える。
 
「それはいつも通りです。チームでもやっているので。代表でもやらなければというか、いつも通りのことをやっただけです」
 
 守備のタスクは“やって当たり前”。「そこは十分に評価されてきたので」と、自信をのぞかせる。
 
 所属するヘルタ・ベルリンでは、攻撃も守備も分け隔てなく、全力でプレーしている。
 
「走るとか、球際とか、そういう部分は毎試合やっている」。だから、代表でも自分のプレーを「自然に出せた」。
 
 もちろん、それだけで満足はしていない。アグレッシブに攻守両面に関わるだけでは、ハリルジャパンでの居場所は得られない。
 
「代表では、それ以外に仕留めるというか、ゴール前でのクオリティが求められる。そういうところをもっともっと追求していかないと、ポジション争いには勝てないと思います」
 
 9月シリーズを終えてドイツに戻ってからは、まずはアウェーでのインゴルシュタット戦に挑む。さらなる進化を求める原口は、これまで以上に結果にこだわる。
 
「やっぱりゴール前。ドイツでも結果を残したい。この仕事量を減らさずに、ゴール前で仕事をする。大変ですけど、トライしていきたい」
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 

最終更新:9/10(土) 12:00

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