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入れ歯つくるなら保険診療の入れ歯してから作り替えるのが◯

NEWS ポストセブン 9/11(日) 7:00配信

 もしも歯を失ったら…その時、最も身近な選択肢は入れ歯だ。厚生労働省による「平成23年国民健康・栄養調査報告」によると、食事のときにいつも入れ歯を使っている人の割合は、70才以上で60.1%だ。それほど多くの高齢者が使っていながら、自分に合わない入れ歯を使っている人も少なくない。山形屋歯科坂上医院の坂上俊保さんが言う。

「入れ歯を作ったけど噛むと痛い、うまく噛めない、外れやすい、といったトラブルを抱える患者さんは、毎日のようにいらっしゃいます」

 高齢化社会を迎え、入れ歯を作る人は、今後、増加していくとむらおか歯科・矯正歯科クリニック院長の村岡秀明さんは言う。

「若いうちは健康な歯を保てていても、年を取るほど歯周病などで歯を失うリスクはどうしても上がります。インプラントなど新しい治療法も浸透していますが、費用の面でも入れ歯の負担はインプラントと比べてそれほど大きくない。完全自由診療で1本40万~50万円するインプラントに対し、入れ歯は保険診療なら片側の総入れ歯の一部負担が1万~1万5000円、部分入れ歯なら5000~1万3000円です。自由診療でも、インプラントの10分の1程の料金で作れます」(村岡さん)

 入れ歯には、すべての歯が抜けた人のための総入れ歯と、部分的に歯が抜けた人のための部分入れ歯があり、その技術は、この10年で飛躍的に進歩している。

 保険診療で安価に作れる金属のバネを使った入れ歯のほか、全額自己負担の自由診療で費用も高く、金属を使わず樹脂でできているノンメタルスクラプデンチャー、バネではなく磁石で固定するマグフィット義歯など治療の選択肢は広がっている。

 だが、坂上さんが指摘するようにトラブルがあとを絶たないのはなぜなのか。

「原因はさまざまですが、入れ歯の噛み合わせが合っていない、極端な噛み癖がある、抜歯後に顎の骨が歯茎の中でとがっているなどの場合に痛みを感じることがあります。また、保険診療で作る入れ歯には、金属のバネがついているため、口の中で引っかかって話しにくいとか、笑ったときバネが見えるのが恥ずかしいと悩む人もいます」(坂上さん)

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最終更新:9/11(日) 7:00

NEWS ポストセブン

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