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水道橋博士 40代になって、子供が生まれて。でも「芸人であることはブレない」

BEST TIMES 9/11(日) 12:00配信

明日死んでもいいと思っていた20代から、子供が生まれて…

  20代の頃って、「明日死んでもいい!」って思って毎日生きてたんです。今が楽しいから明日死んでもいい……そりゃあ、楽しいですよ。浅草フランス座の修業時代だって、自分が「売れる」と思ってやっていないから、もう修学旅行の延長なんです。

 若いヤツが十何人一緒に暮らしてるわけですから。仕事のプレッシャーも無いんですよ。常にウケなきゃいけないなんて思ってないですから。決して、経済的には恵まれた生活はできなかったけど、とにかく楽しかったですよ。

 充実しているっていう意味では40代でしょうね。それは子どもができたから。子どもとの相対で芸能活動をしていくというのは、倫理観の縛りも出てきますからね。ものすごく変わりましたよ。

 特に娘を持つのは、人として倫理観を凄く意識するようになりました。まあ、今でも「水道橋博士のムラっとびんびんテレビ」って下ネタに振り切った番組もやってはいるんだけど、それは娘が絶対に見ない前提でやってますから(笑)。

芸人であることはブレない。お笑い芸人の方が政治家よりもずっと崇高な職業だ! 

 そんな中で、真面目な番組でコメンテーターもやるようにもなった。……そうすると、すぐに「政治家にならないんですか?」って言い出す人がいるんですよね。でも、それはオレの価値観の中では全く「ない」です。

 お笑い芸人の方が政治家よりもずっと崇高な職業だと思っているから。そんな風に誤解されるくらいなら、下ネタ番組を本番寸前のところぐらいまで過激な事をやって、「こんなヤツ、政治家にしちゃダメだ!」って思われないとダメだって思ってるんです。

 だから、コメンテーターとして出演している番組でも、生放送で降板したりします(笑)。テレビっていうのは本当に同調圧力が強いから、昼のワイドショーなら主婦が思うような事を言わなきゃならなくなるんです。「いやあ、悲惨な事件ですね、昔の日本にはなかった時代の闇、今の子どもたちの心はどうなっているんでしょうか?」とかね。

 テレビ的に世間の意見に同調するような事は多くあるんですよ。コメンテーターはやっているけど、でもオレの中で“芸人”という事だけはブレないです。チャンスがあれば、やってやるって思ってますね。

  

構成:安田真悟/ 写真:花井智子

最終更新:9/11(日) 12:00

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