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iPhone7「失敗」に脅える日本メーカーの苦悩

Wedge 9/11(日) 12:30配信

 日本企業が多数の部品を供給しているiPhone。アップルがくしゃみをすれば、日本企業は風邪をひく、そんな関係性にあると言えるが、そのアップルは深刻な病にかかりつつある─。

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 米国時間の9月7日、アップルがiPhone7の発売をリリースし、防水機能や日本のおサイフケータイに対応するFeliCaチップ搭載が話題となっている。

 だが、iPhone発売でお祭り騒ぎをしているのは、もはや日本ぐらいかもしれない。著者が住むボストンなどアメリカ東海岸地域は、元々西海岸に比べるとアップル熱が高くないエリアである。アメリカの携帯電話市場において、ハイエンドのメイン商品がiPhoneからサムスンのGalaxy SシリーズやGalaxy Noteシリーズにシフトしてきていることは日本ではあまり知られていない。

主要マーケットで唯一伸びている日本

 市場調査会社IDCの今年7月の発表によると、2016年第2四半期のグローバル市場シェアは、アップル11・8%に対してサムスンは22・4%。サムスンの好調はハイエンドのGalaxy S7、S7 edgeが牽引しているという。ボストン近郊の家電販売店や携帯電話会社の直営店などで話を聞くと、主力はサムスン製であり、iPhoneも主力の一部ではあるが、かつてほどの勢いはないと話す。

 7月にはiPhoneの販売台数が対前年比で15%減少と報じられたが、やはりiPhoneは凋落してきているのだろうか。アップルの4~6月期の決算をみると、売り上げは420億ドル(約4・2兆円)で、対前年比15%減、営業利益も10億ドル(約1兆円)で同28%減と減収減益になっている。

 ただ、地域別の売り上げをみてみると、アメリカ11%減、欧州7%減、中国33%減と軒並み下がっているのに対し、日本のみ23%増と伸びている。カンターなどの調査でも、日本では依然としてiPhoneが50%以上の市場シェアを有していることを示しており、グローバル市場と日本市場を浮き彫りにしている。iPhone7でわざわざ日本仕様を出したことにも納得がいく。

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最終更新:9/11(日) 12:30

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