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ペップがダービーで“ミス連発守護神”を「アメージング」と絶賛 地元紙は不自然発言を疑問視

Football ZONE web 9/11(日) 12:40配信

ダービー戦の前半42分、バルセロナからシティ加入のGKブラーボが衝撃のミスを犯す

 マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、10日のマンチェスター・ユナイテッドとのダービー戦で不安定なプレーを連発し、失点の原因を作ったチリ代表GKクラウディオ・ブラーボを「アメージングだった」と絶賛した。しかし、昨季までの正守護神だったイングランド代表GKジョー・ハートを追放してまで獲得した代役の失態と、ペップの不自然なフォローは波紋を広げている。地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」は「ブラーボのシティでのデビュー戦における大失態にグアルディオラが反応」と特集した。

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 昨季までバルセロナに所属し、抜群の安定感を誇っていた名手はとんでもないミスを連発。前半42分、相手FWルーニーのFKに飛び出し、味方のDFジョン・ストーンズと交錯すると、このミスに乗じたFWズラタン・イブラヒモビッチがこぼれ球をゴールに突き刺すという衝撃のミスを犯した。

 前半アディショナルタイムには、DFサーニャとの連携ミスでゴールを空にし、あわや同点弾のピンチを迎えた。また後半11分には、イブラのシュートミスに助けられたものの、自陣で切り返しをミスし、慌ててスライディングを仕掛けてルーニーと激突する場面も。後半アディショナルタイムにも、セットプレーから相手の力弱いヘディングをなぜかキャッチミス。ストーンズが無人のゴール前でクリアするというピンチを招いた。

 だが、スペインの名将は擁護どころか絶賛している。ダービー戦で勝利を収めたシティだが、記事では「GKのエラーでイブラヒモビッチのゴールをお膳立てしたにもかかわらず、アメージングと絶賛している」「グアルディオラは、異論の多い契約を先月結び、ジョー・ハートの代わりに獲得したキーパーを擁護した。元バルセロナの男はリスクを冒し続けた」と疑問視している。

ブラーボを自ら獲得した経緯もあり…

 そうした疑問の声が上がるなかでも、ペップはブラーボへの信頼を口にする。

「フットボールの世界ではミスを犯さないことが最も大事だ。だが彼は攻撃に関与する。GKが攻撃に関与するために、10から15フィート(3から4.5メートル)前方に出る考えを私は支持する」

 足元の技術の定評のあるブラーボの特性を評価したうえで、「違いを見せたイブラヒモビッチの際立ったゴールだった。時にああいうことが起こると、選手は自分のミスだと考えるものだ。だが、クラウディオにはこう言ったんだ。“OK。これがフットボールなんだ。我々は不運だった”とね」と語った。失点直後にはベンチの前で激怒していた指揮官だが、無理矢理ブラーボを持ち上げ続けた。

「不運な状況だったが、後半を見たか? 彼は何度も何度もボールに関与した。リスクは承知だ。ボールを失えば失点になる。だがそこを凌げば、本当に多くのものを勝ち取れるんだ。クラウディオ・ブラーボは個人的に多くのものを見せてくれた。彼は足元の技術、セービング、攻撃の関与においてアメージングだった。満足だよ」

 ペップはとにかくブラーボを讃え続けたが、同紙はブラーボの採点を単独最低点「5点」としている。「足元の技術の有効性を買われて移籍してきたが、ズラタンの足元にボールをこぼすのは優秀とはいえない。間一髪の場面も2、3回あったが、デビュー戦としてダービーは荷が重すぎた」と報じている。

 ペップは今季イングランド代表の正守護神のハートを戦力外扱いにし、トリノへ追放。そして、自らのリクエストで33歳のブラーボに1540万ポンド(20億円)もの移籍金を積んで獲得した経緯もあり、新守護神を批判するわけにいかなかったのかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/11(日) 14:18

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