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本田に続き“小さな魔法使い”も苦境に? 香川のライバル「ドイツ最高の才能」がトップ下で高評価

Football ZONE web 9/11(日) 18:19配信

ドイツ代表MFゲッツェが存在感を示し、トゥヘル監督も「素晴らしいパフォーマンス」と合格点

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは10日、敵地でRBライプツィヒと対戦し、2部からの昇格組に0-1と敗戦した。香川は足首の捻挫で欠場し、3年ぶりにドルトムント復帰を果たしたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが香川の定位置であるトップ下で先発。後半26分に交代したが、トーマス・トゥヘル監督はかつて「ドイツ最高の才能」と呼ばれた男のプレーを称賛。地元紙もフィールドプレーヤーで最高タイの評価を与えるなど、敗戦のなかの光明と見られているようだ。クラブ公式サイトが報じている。

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 トゥヘル監督はドルトムントの守備ブロックに対する不満を爆発させた。

「我々は正しい態度でプレーした。明確なのはビルドアップの責任がある4バックと2人の守備的MFが、あまりに多くの凡ミスを犯していたことだ。技術的なミスと集中力が欠如している。我々のパフォーマンスには欠点があった。主導権を握っている感覚はなかったし、ピッチ状態も難しかった。芝がしっかりと根付いていなかったので、全ての動きに労力を必要とした」

 ボール支配率は65%と有利に立ったが、ビルドアップでのミスを突かれて相手のカウンターを浴びた。ドルトムントのシュート8本に対して、ライプツィヒに10本のシュートを打たれている。

 この日、3年ぶりの古巣復帰を果たしたゲッツェはトップ下で先発。後半26分にポルトガル代表DFラファエル・ゲレーロと交代するまで存在感を放った。

「マリオはとても素晴らしいパフォーマンスを見せていた。特に前半だ。だがその後、新たに推進力と新しいタイプの選手が必要だった。だから基本フォーメーションを調整したんだ」

 トゥヘル監督はこう語った。ゲッツェに途中交代を命じたが、前半のプレーには合格点を出している。

香川に辛口評価の地元紙もゲッツェを高評価

 地元メディアも、宿敵バイエルンに一度裏切りの移籍をしているゲッツェに高評価を与えている。普段、香川に対しての辛口レビューで知られる地元紙「ルール・ナハリヒテン」は、フィールドプレイヤーで最高評価タイの2・5を与えている。「前半は力強く、明確なアクションを見せた。そして、力を失った」と、DFソクラティス・パパスタソプーロスとともに高く評価されている。

 香川にとって、ゲッツェはポジションを争う強力なライバル。ここまで公式戦3試合連続で先発フル出場中だった香川は、日本代表戦で足首を捻挫した影響により、この試合はメンバー外となっていた。

 ロシア・ワールドカップアジア最終予選ではUAE戦(1-2)、タイ戦(2-0)と2戦連続の大不振で批判を浴びていた男は、クラブでの巻き返しを誓っていたものの、故障でライバル台頭という状況にある。ACミランFW本田圭佑に続き、「小さな魔法使い」も定位置を失ってしまうのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/11(日) 18:28

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