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日本の4人に1人が「本気で自殺したい」 調査結果に衝撃

R25 9月12日(月)7時0分配信

日本財団が9月7日、自殺意識に関する大規模調査の結果を発表した。過去1年以内の自殺未遂経験者は推計で53万人に上り、成人男女の4人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」と回答したことが明らかになった。同調査を受けて、ネットでは衝撃が広がっている。

全都道府県 20 歳以上の男女約4万人の対象に実施された調査では、日本社会における自殺リスクやそのリスクを抱える人の特徴などを分析している。過去1年以内に自殺未遂を経験した人は全国推計で男性26万4000人、女性27万1000人、年代別では20代(15万1000~23万4000人)が最も多い結果だった。

また、「本気で自殺したいと考えたことがある」と回答した人(自殺念慮者)は、全体の25.4%(男性22.6%、女性28.4%)。とりわけ若年層(20~39歳)が、34.5%と高い傾向が判明した。さらに、自殺念慮者のうち65.5%は、2つ以上の原因が重なって自殺未遂に至ったと回答したという。原因としては、男性は「勤務問題」「経済生活問題」「健康問題」、女性は「家庭問題」「健康問題」「学校問題」の順で上位となった。

調査の結果を受け、Twitterでは、

「4人に1人が本気で自殺したいって日本終わってんなぁ」
「4人に一人が自殺したいとか日本には闇しか無いんだね」
「悲しいデータだね、夢や目標を見失うと人は生きる力を失ってしまう でもこれが夢を持てない現在の社会の実情なんだろうなぁ」

と日本の現状に失望する声が上がっている。さらに

「巷にものは溢れている。でも、社会が人を幸せにしない。今の日本はそういう国」
「先進国に生まれて恵まれてるって言われるけど 不幸な人間ばっかいてるのが現実。やっぱ恵まれてるとは言えないな。私も未遂あるけどねw」
「1億総中流で『皆それなりに幸せ』という価値観が原因ではないかと。もちろんそんな時代は終わったんだけど、日本人の価値観が古いままという意味」
「この国のいいところは、治安がよく、非常に便利で快適で、サービスに富んでいることなのだと思うが、それが個人の幸せに結びつくかといえば、別なのである」

と「国の豊かさ」と「人の幸せ」が相関していないと分析する意見もあった。

なお、内閣府によると、日本の昨年の自殺者数は2万4025人で、2010年以降6年連続で減少している。しかしながら、日本財団の発表では「日本の自殺率は先進7カ国で突出して高く、とりわけ若年世代(15歳~39歳)の死因第1位が自殺であるのは日本だけ」だという。

若年層に自殺願望が多いという結果が明らかになった今回の調査。日本社会の構造的問題を提起するユーザーも多く、自殺を個人の問題ではなく社会の問題としてもとらえる必要があるといえそうだ。
(山中一生)

(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:9月16日(金)21時35分

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