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SONYのウォークマンが30万円! 最上位モデルをあえて超高価格で販売する戦略とは? (岡崎よしひろ 中小企業診断士)

シェアーズカフェ・オンライン 9/12(月) 5:18配信

ソニーのウォークマンを、利用している(したことがある)人も多いと思います。私自身もノイズキャンセル機能がついている機種を長年愛用いました。地下鉄内で恐ろしく静かに音楽やポッドキャストなどを聞くことができたことを当時感動したのを覚えています。

さて、そんなソニーのウォークマンですが最上位機種の発売が発表されました。

驚くべきはその価格。なんと市場想定価格が30万円とのことです。

「ソニーは8日、携帯型音楽プレーヤー「ウォークマン」の最上位モデル「NW-WM1Z」など高音質を追求したオーディオ機器の旗艦モデル4機種を10月29日に発売すると発表した。NW-WM1Zは新開発したフルデジタルアンプなど高音質を追求した結果、市場想定価格が30万円(税別)とウォークマン史上最も高価なモデルとなった。
ウォークマン最上位モデル、日本では10月末に30万円で発売決定 ソニー 産経新聞2016/9/8」


報道によると、本製品はウォークマンの最上位機種であり、音質や細部にまで徹底的にこだわるという事です。ウォークマン史上最も高価なモデルという事からも、ソニーの本製品に対する力の入れ具合が伝わってくるようです。

■価格が消費者に与える効果
さて、このように非常にこだわった製品ですが、こだわっているからこそあえて高価格をつけていると考えることができます。

一般的には、高性能・高品質だから30万円という価格になると考える人が多いと思いますが、逆に30万円だから高性能・高品質であると考える人もいます。「良いものだから高い」と考える人もいれば「高いから良いものだ」と考える人もいるという事です。

「1本の端子で左右の音声信号の混合を防ぐ業界標準のバランス端子を初めて採用したほか、ヘッドホンの最大出力も大幅に向上。アンプは「ネイティブ再生」機能により、デジタルでありながら自然の音源に近い再生を実現した。

シャーシも音質にこだわり、抵抗値の低い無酸素銅を削り出して加工。金メッキを施したため、455グラムとずっしりとした重量感だ。
ウォークマン最上位モデル、日本では10月末に30万円で発売決定 ソニー 産経新聞2016/9/8」


上記のようにスペックまで含めて報道されていますが、ここから、この製品が30万円に見合う性能を有していると読み取れる人はどれくらいいるでしょうか?

オーディオ機器について詳しい人にとっては、ウォークマンのスペックを見ることで性能・品質を判断する事ができるかもしれませんが、オーディオ機器に疎い人にとっては、機器のスペックで説明されても判断がつかない可能性があります。

そして、スペックからは判断ができないのであれば「30万円もする最上位機種だからいいものなのだろう。」と判断する人も相当数存在すると考えられます。

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最終更新:9/12(月) 5:18

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