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パスワードを時代遅れにするかもしれない3つの認証技術

ライフハッカー[日本版] 9/12(月) 20:10配信

Inc.:パスワードをすべて覚えていられる人など、もはや誰もいません。スタートアップ企業は、その代替策の開発に取り組んでいます。

パスワードには、大きな矛盾が存在します。覚えやすいものなら安全ではないし安全性を極めたパスワードは、普通の人にはとうてい覚えられません。

現時点で、この難題に対するオススメの解決策は、大量の安全なパスワードを確実に覚えておいてくれる、各種のパスワードマネジャーを使うことです。ですが、ついつい面倒なことを先延ばしにしてしまい、あらゆるところで使っている「それほど安全ではない」パスワードがハッキングされないように祈るだけ、という人も多いでしょう。それよりマシな方法が、ぜひとも必要です。

それが登場するのはもうすぐだと、たくさんのスタートアップ企業や研究者らは話しています。目下のところ、世界中の優秀な人たちが、先進テクノロジーを活用し、頭が混乱しそうな英数字の文字列の暗記を時代遅れのものにする方法を編み出そうとしています。

1. 行動的特徴

もし、画面やキーボードをタッチした角度や強さによって個人を認識できるとしたらどうでしょう? 現在のパスワード技術に代わるこのアプローチは、「行動的特徴による生体認証」として知られています。先ごろ「Quartz」に掲載された記事によれば、コードネーム「Project Abacus」として進められているGoogleのプロジェクトでも、この技術を開発しているそうです。

ですがどうやら、このアプローチは、米国よりもスカンジナビア地域ではるかに進んでいるようです。上述の記事を書いたJoon Ian Wong氏は、「スウェーデン、デンマーク、そしてノルウェーでは、『BankID』というシステムに(このアプローチが)組み込まれ、主要銀行による顧客の識別に使われています」と紹介しています。

Wong氏はさらに、次のように説明しています。

”BankIDは、ユーザーのタイピングの速さや、タッチスクリーンをスワイプする角度といったさまざまな測定指標を追跡し、経時的なユーザーのプロフィールを構築します。あるユーザーの行動が一貫したものであれば、そのユーザーは毎回パスワードを入力する必要がなくなります。ですが、ユーザーの行動が一定の基準を超えて変化した場合、BankIDはパスワードの入力を求めます。”

英紙「フィナンシャル・タイムズ」のHannah Kuckler氏によれば、イスラエルの新興企業Biocatchも、この分野に参入しようとしているそうです。

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最終更新:9/12(月) 20:10

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