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これならジム通いが続くかも!?ストレスで負荷を決める新トレーニング法

@DIME 9/12(月) 12:10配信

「今日は疲れたし、時間がないからジムはパス!」残業の後、このような選択はよくある話だ。ジム通いで起きる悩みの中でも、「続かない」、「本当に成果が出るのかわからない」というのはもはや定番になっている。

そんな人々を救うかもしれない新トレーニング法が登場した。それは「ストレスチェック」をトレーニングに活かす方法だ。

2015年12月から、職場におけるストレスチェックが義務化されるなど、今、ストレスを考慮した取り組みが注目されている。それをトレーニングの分野に取り入れたのが、今回紹介するメガロス市ヶ谷だ。いったい何が新しいのか、なぜジム通いが続くのか、迫ってみよう。

■東京・市ヶ谷に新トレーニングが誕生。何が新しいのか?

JR・地下鉄市ヶ谷駅から徒歩1分。オフィスビルが立ち並ぶ界隈で、坂道の途中にあり、通いやすい立地にあるトレーニングジムが、メガロス市ヶ谷だ。ワンフロアの中に最新トレーニング機器がそろっており、トレーニングするには申し分ない環境。

ここメガロス市ヶ谷で、今年2016年6月1日から、これまでどのジムにも導入されていなかった新トレーニング方法がスタートした。それが次の3つを組み合わせたものだ。

1.フィジカルチェック
体重・筋肉量・脂肪量のチェック

2.ストレスチェック
ストレス点数や身体的・精神的ストレス状態のチェック

3.ハートレートシステム
モニター画面に心拍数と運動強度の数値を視覚的に色で認識できる心拍計測システム

メガロス市ヶ谷の店舗マネージャー高橋直也氏に、どのあたりが新しいのかを聞いた。

「ストレスチェックとハートレートシステムを組み合わせたところが、新しい取り組みです。ストレスチェッカー(Max Pulse)を取り入れ、ストレス状態に応じて、適切な『負荷=運動強度』はどれくらいかをご提案します。

さらにハートレートシステムと組み合わせることで、適切な運動強度がトレーニングをしながら目で見てすぐ分かるようにしました。この二つを組み合わせることにより、今の自分の身体と精神にかかるストレスの状態に適した負荷を、理解した上で意識的にかけることができるため、効果の高いトレーニングを行うことができます」

特に新しいのは、トレーニングに「ストレス」の程度を取り入れているところだ。

ストレスチェックを導入したきっかけはどこにあったのだろうか?

「ストレスチェックが義務化になったことで、ストレスが注目されていること、そして、この市ヶ谷という立地は、オフィス街でストレスを感じている人が多いと予想されたことが、導入のきっかけです。

ストレスをやや強く感じている方に、無理なトレーニングではなく、ストレスを軽減するようなトレーニングをご提案し、ベストコンディションに導くこと、そして、トレーニングが継続できるようになってもらうことを狙いとしています」

■ストレスチェックでは何が分かるのか?

このストレスチェックは、実際どのように計測し、何が分かるのだろうか?

ストレスは、ストレスを計測するための機械「ストレスチェッカー(Max Pulse)」を用いて計測する。

このストレスチェックで分かったストレスの点数は、目標に応じて定められた各人のトレーニングメニューを行なうときの、運動強度に活かされる。運動強度は5段階に分かれており、自分のストレス状態に合う強度を目安にトレーニングを行えば、よりトレーニングが効率化し、各人が立てたダイエットや筋肉強化などの目標達成の成果が出やすくなるという。

■精神的ストレスと負荷の関係

身体的ストレスが高い、つまり、身体がひどく疲れているときには、負荷をかけすぎないほうが良いことは分かる。しかし、精神的ストレスの場合、負荷をかける度合いはどのように変えていけばいいのだろうか?

「精神的なストレスが高い状態というのは、常に緊張状態にあり、同時に常に疲れている状態です。この状態で体に負荷をかけると、慢性的な疲労につながり、トレーニングの効果も出にくくなります」

実際、ストレスチェックで高い数値が出た人へは、どのように指導しているのだろうか。

「当ジムの会員の方のうち、50~60代で、特に役職が高い方は、ストレス点数が70~80点と、かなり高い数値が出ることが多いです。基本的に75点以上はストレスが非常に高いレベルで、“運動は控えましょう”と指導する領域です。

このように、ストレスが高いときには運動はおすすめしていません。気分的にはリフレッシュできてストレスも発散されるかもしれませんが、後で体の疲労感がさらに高まり、もっとストレスがかかってしまい、慢性的な疲労にもつながります。

当ジムでご提案しているのは、もっとも健康的に、安全に運動を行うことですので、“ストレス発散のために体を動かしましょう”とはご提案していません。

ですので、体の緊張を解き、リラックスさせる静的ストレッチなどをご提案しています」

■ジムに思わず行きたくなる!?ストレス点数をトレーニングに取り入れるメリット

高橋氏に、この新トレーニング法を行うことで、どのようなメリットが得られるのかを聞いた。

●適切な負荷による効率的なトレーニングで結果が出やすくなる

「館内のモニター画面に表示される心拍数の数値と色分けされた運動強度を確認しながらトレーニングを行なうことで、最適な運動強度を維持できます。特に高負荷と低負荷を交互に繰り返すHIITトレーニング(インターバルトレーニング)や、脂肪が燃焼しやすい運動強度60%前後をキープすることで効果の出る有酸素運動に役立ちます。

どのくらいの負荷をかければいいのかは、慣れていないとなかなかわからないものです。その点、このトレーニング方法は、特に初めての方には安心感があります。例えば、有酸素運動をして痩せたいという人なら、どこまで負荷をかけていいのかを知った上で、この運動強度をキープすればいいんだ、とわかりやすいでしょう」

●スポーツジム通いが続きやすくなる

「すごく体が疲れている日もあれば、体は疲れていないけれど、精神的には疲れていて、ストレスが強くかかっている日もあります。コンディションはその日によって、変わってきますよね。トレーニングで成果を出すには、ある程度負荷をかけなければいけません。しかし、すごく体が疲れているときに、強い負荷をかけてしまうと、回復に時間がかかったり、余計に疲れてしまったりして、嫌な感じが残ります。そうなると“もうやりたくない”という気持ちになりやすいので、その日のコンディションに合った、適切な負荷をかけることで継続につながるのではと思っています。

また、『今日は30分しか時間が取れない』というときも、ストレスチェックをすれば30分でできるトレーニングも案内できます。来ることが次につながり、行きやすくなるという良い循環が生まれます」

●トレーナーとのコミュニケーションが活性化する

「もしストレスが高い結果が出たら、原因や負荷の範囲をトレーナーと一緒に話しますし、トレーニング中も、モニター画面に表示される運動強度を、トレーナーが一緒に把握します。そのため、トレーナーとのコミュニケーションが活性化するというメリットもあります。トレーナー側からしても、導入前より、会員の方に声かけしやすく、距離感が近づいたという感じはありますね」

●ストレスチェックの結果は健康管理にも活かせる

「ストレスチェックの結果は、運動だけでなく、普段の健康管理にも活用できます。例えば、精神的なストレス数値が高ければ、仕事の度合いを調整するなど。ストレスは日々変わります。運動や日々の心がけにより、ストレス点数が徐々に低くなり、改善されてきている会員の方もいますよ」

今年6月に導入されたこの新トレーニング方法。約2か月が経過した今、会員もそろそろ活用方法がつかめてきた頃だという。単純にストレスを計るのを楽しみに来る人もいるのだとか。

ストレスに応じて、適切な負荷をかけることで、トレーニングを効率化するというこの手法。これまで、ジム通いが続かなかった人や、ジムで結果が出なかった人こそ、今度はストレス数値を取り入れて、再トライしてみるとよさそうだ。

取材・文/石原亜香利

@DIME編集部

最終更新:9/12(月) 12:10

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