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ガソリンを使わない近未来F1!? 「パナソニック・ジャガー・レーシング」が電気自動車レース「フォーミュラE」に参戦!

clicccar 9/12(月) 13:26配信

FIAフォーミュラE世界選手権への参戦を表明しているジャガーは、チームの正式名称、ビジョン、タイトル・スポンサー、ドライバー・ライン アップ、そして展望を発表しました。

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フォーミュラEとは、2014年9月よりスタートした電気自動車フォーミュラカーによる、FIA世界選手権です。電気自動車なので、ガソリンは一切使用しません。近未来版F1というところでしょうか。都市部の大気汚染対策となる電気自動車の普及促進を狙い、レースは世界各地の大都市や有名リゾート地の市街地コースで行なわれます。シリーズは秋に香港で開幕し、2016-2017シーズンのフォーミュラEは、12ラウンド14レース開催されます。



そのフォーミュラEに、ジャガーは2016 年 10 月に開幕するフォーミュ ラE第3シーズンから、「パナソニック・ジャガー・レーシング」としてジャガー史上初となる電気自動車のレーシングカー「I-TYPE 1」で参戦すると発表しました。

そして、日本の大手総合電気メーカーのパナソニックが、タイトル・スポンサーに就任! 日本の企業が世界トップレベルのモータスポーツで戦うのは、とても嬉しいし誇らしいですよね。車体の「Panasonic」のロゴも存在感あります。

ジャガーはパナソニックについて、「世界をリードする総合電機メーカーであり、自動車技術を有するパナソニックが、ジャガー・レーシングと連携し、最高レベルのパフォーマンスが問われるフォーミュラ E という環境において、電気技術の限界に挑戦します。」とコメントしています。

■パナソニック・ジャガー・レーシング チェアマンガード・マウザー氏

「本日、ジャガー・レーシングは新しい歴史の幕を開けました。ジャガーはフォーミュラ Eに参戦する最初のプレミアム自動車メーカーとして、世界トップレベルのモータースポーツに復帰できることをとても誇り に思います。未来は変化し続けており、当社もその変化の渦中にいます。都市部で開催されるレースに 参戦し、新世代のジャガー・レーシングのファンを魅了することができるのを心待ちにしています。フォー ミュラ E は次世代のファンの注目を集めるのに最高のプラットフォームだと確信しています。」

また、アメリカの自動車シート製造大手リア・コーポレーションが公式チームパートナーとして参加することも発表しました。



「I-TYPE 1」を駆るドライバーは、F3・GP2・A1GP・インディカー・WECで経験を積み、スピードと実績を兼ね備えたアダム・キャロル選手(33歳/北アイルランド出身)。そして、2012 年の GP3 を含む、数多くのカート・レースやフォーミュラカー・レースでタイトルを獲得し、2015 年のル・マン 24 時間耐久レースでは、ク ラス 2 位でゴールするという快挙を果たした、レースにおける才能が認められている若手ドライバーのミッチ・エバンス選手(22歳/ニュージーランド出身)です。この2名のドライバーが、世界トップレベルのモータースポーツに復帰するジャガーの先頭に立ち戦います。



■アダム・キャロル選手

「パナソニック・ジャガー・レーシングのドライバーになれたことは、本当に名誉なことです。このフォーミュ ラ E が持つ競争力や影響力を理解するには、このシリーズに参戦している他チームのドライバーたちを 見るだけで十分わかります。ジャガーのマシンを運転することは私の夢でもあります。なぜなら、ジャガー はフォーミュラ E に参戦する格式高いブランドであり、レーシング界で最も影響力のある自動車メーカー の 1 社だからです。」



■ミッチ・エバンス選手

「フォーミュラ E は、ドライバーにとって世界で最も熾烈な戦いが繰り広げられる選手権です。どのドライ バーも、フォーミュラ E でレーシングカーの限界を知り、1/10 秒という極限に挑戦することの大変さを語っ ていますが、シーズン開幕がとても楽しみです。ジャガーは歴史に名を馳せる車を今までに何台も製造 しています。ジャガーが生み出す電気自動車の将来に携わることができ、またジャガーがモータース ポーツ界に復帰する瞬間に立ち会えることに、今からとても興奮しています。」



ジャガー・コレクションズ・センターで実施した発表イベントでは、パナソニック・ジャガー・レーシングのリ ザーブ・ドライバーであるホーピン・タン選手が新型マシン「I-TYPE 1」を運転して登場し、鮮烈なデビューを飾 りました。そして、電気自動車に対する見方を変え、新しい電気技術の開発と次世代のファン獲得を目指 す「Race To Innovate(イノベーションのためのレーシング)」というブランド・コミットメントの概要を説明し ました。

■ジャガー・ランドローバー プロダクト・エンジニアリング担当エグゼクティブ・ディレクター ニック・ ロジャース氏

「これからの自動車業界は、過去30年間に起きてきたこと以上の変化が今後の5年間で起こると、当社 はみています。フォーミュラ E に参戦することで、極限条件下で当社の先進技術のエンジニアリングやテ ストをすることが可能になります。フォーミュラ E で得る貴重な知識は今後市販車の開発に応用していき ます。ジャガー・ランドローバーは、現在 9,000 人のエンジニアを雇用していますが、このエンジニアたち が蓄積してきたデータを抽出して活用することで、レーシング業界における電気技術の新境地を打ち立 てていくことができると自負しています。」



パナソニック・ジャガー・レーシングは、ドニントンパーク・サーキットで終了したフォーミュラ E の最終公開 テストを含め、21 日間にわたるテストを無事に終了したとのことです。

初参戦のフォーミュラEでどのような結果が残せるのかも注目ですが、電気自動車レースという最新技術を駆使したレースで得た知識が、今後どのように市販車開発に影響を与えるのかも楽しみです。ジャガーの初めての試みに、期待が高まります。



ジャガー公式Youtubeには、「I-TYPE 1」はもちろんジャガーのレース参戦の歴史、ジャガー・レーシング発表動画が公開されているのでぜひチェックしてみてください。近未来を連想させるような、かっこいい映像でしたよ!



(yuri)

最終更新:9/12(月) 13:26

clicccar

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