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海外に行くなら「SNSウケする旅行」を目指せ

週刊SPA! 9/12(月) 16:20配信

 8月に続き、9月は旅行に出かけるサラリーマンが多い月だ。月の半ばにシルバーウィーク、その翌週には秋分の日があるため、すでに海外旅行の計画を立てている人も多いかもしれない。

 だが、サラリーマンの旅行は金銭面、日程面で制約が多い。失敗しない場所選び、充実した旅行となるには何が重要なのか。

 本記事では、現役サラリーマンながら世界一周旅行に挑戦しているリーマントラベラー東松氏に「社畜でも得した気分になれる海外旅行のコツ」を聞いてみた。

◆自分満足度+SNS満足度で考える

――どうせ行くなら金と時間をかけたけど旅行してよかったと思いたいものです。そのために意識すべきことは何でしょうか

「これまでは旅の満足度を決めるのは自分の充実度でした。しかし、いまや多くの人がFacebookやInstagramに旅の写真をアップしますよね? それでいいねがついたりコメントがついたりするともっと充実度が上がる社会です。なので、自分自身の旅の満足感に加えて、SNSの満足感が加わってきてる。SNSウケする旅行をすれば、自分の旅がもっと充実したものになるわけです」

――SNSウケする旅行とは?

「旅をした自分だけでなく、Facebookを見ている友だちも楽しめる旅行のことです。もっとも実践しやすいのは直行便が出ていない場所に行くこと。羽田や成田から直行便が出ているハワイやバンコク(タイ)、台湾などの場所は、どうしても友だちと被ってしまうことが多い。まだみんなが行っていない場所、ネットや本でも見たことのない場所の写真はやはりSNSで注目されますね」

 東松氏の旅行後の反応まで想定するのは「今っぽい」切り口だ。

◆本当に世界遺産に行くべきか考える

――行き先はどうやって決めればよいでしょうか。いつもネットを見て行き先を決められずに計画だけで終わってしまいます

「まず、世界遺産に本当に行くべきか考えてみてください。有名な世界遺産はキレイに撮れている写真がネット上にたくさん転がっています。現地に行って目の前で世界遺産で見るよりも、写真集で見たほうがよっぽどキレイなケースは少なくありません。あくまで私の場合ですが『ああ、地球の歩き方で見た通りの場所だ』と思っちゃうし、それをFacebookにあげても、友だちからは『いつも見てる写真だー!』という反応で終わっちゃう(笑)

 さらに、世界遺産は首都や主要都市からの移動時間が長いケースが少なくありません。1日のほとんどを使って移動して、写真で見たとおりの場所に行くくらいだったら、見る旅行より、体験する旅行をしたよいというのが私の考えです」

――体験する旅行とは?

「最近、ハワイなどのリゾート地ではスタンドアップパドルサーフィンが流行っています。こういうちょっと変わったことをすると満足度は途端にあがりますね。もちろん、SNSにアップしてもウケがよい。それから、私は見知らぬ土地の土曜の夜を歩くのが好きなんです。そこには街のリアルな息遣いが埋もれています」

◆ハワイ、セブ、バンコクではない!みんなが行かない場所は…

――では、日本人があまり行かないおすすめの場所は?

「ダナン(ベトナム)、ボラカイ島(フィリピン)、サムイ島(タイ)の3つがおすすめです。ダナンには幻想的なホイアンの港町があり、フォトジェニックです。ボラカイ島はお酒を飲む人にはおすすめです。ホワイトビーチを眺めながら水タバコを吸ったり、クラブで音楽に酔いしれたり。日本人が少ないので非日常的な気分に浸れますよ!

 サムイ島はすぐに近くにあるパンガン島で満月夜に開かれるフルムーンパーティに合せて行くのがおすすめ。次回は9月16日、その次が10月16日です!ほかにはフィリピンのディマクヤ島はジュゴンと一緒に泳げるので楽しいです」

◆本当にサラリーマンが持つべきアイテム

――海外旅行時に持っていると役立つグッズは?

「よっぽど寒い国に出かけないかぎり、家をでるときはビーチサンダルで十分です。靴は重くなるし、かさばります。下半身は運動の時に履くスポーツパンツを履いておけば、機内でもリラックスできますし、濡れてもすぐ乾くので便利です。ただし、9月の暑い時期に南国に行く人でも機内では寒いことがあるのでヒートテックは用意しておくべきです。現地に着いてから役立つのが泡立つタオルと歯ブラシセット、それからカメラ。スマホ1台に加えて360°カメラやGoPro、レトロ感の出る写ルンですも最近は写真をデータ化してSNSにアップできるのでおすすめです。

 あと、日本を出る前に絶対におさえておいてほしいことがありまして…」

――日本を出る前に?

「Wi-Fiが飛んでいるホテルだけは絶対におさえておいてください。サラリーマンの場合、トラブル対応ができず苦労するケースが多いです。地図アプリならばオフラインモードを利用すればWi-Fiなしでも使えるGoogle Mapsが王道ですが、意外とおすすめなのがMapsMe。Google Mapのオフラインモードが使えないキューバや中国でも使えます」

◆金曜に午後休を取れ!

――サラリーマンが時間を有効活用して海外旅行するコツは?

「よく、金曜深夜の羽田便で出かける人が多いですが、金曜に午後休を取るのはおすすめです。午後に成田を出れるとなると、選択肢がぐっと広がるんです。たとえば、シアトル(アメリカ)、オークランド(ニュージーランド)、ダナン(ベトナム)は午後に成田を出る便があります。また、旅行最終日は空港で過ごすのもアリです。24時間空いている空港の場合、ラウンジのシャワーを浴びて中で休めるケースが少なくありません。安上がりだし、ホテル代わりになるしでいいことづくめですよ!」

◆会社にいるあいだにすべき旅行前の仕込み

 最後に、現役サラリーマントラベラーとして会社にいる間も海外旅行しやすくなるための仕込みを教えてくれた。

「日本を出る1~2週間前から、メールの署名で『ジャブ』を打っておきましょう。本文最後に<9月16~19日までお休みを頂戴いたします。よろしくお願いいたします>と書いておけば、先方は意識してくれます。それでも不安ならば社内の引き継ぎ相手をccに入れて取引先とメールする。サラリーマンは海外にいない時もこうした段取りが重要になってきます。ちなみに、本当に気軽に海外旅行に出たいなら、成田と羽田どちらのアクセスもいい人形町、水天宮前あたりに住むのがおすすめです」

【リーマントラベラー東松】

本名・東松寛文。1987年岐阜県生まれ。神戸大学卒業後、大手広告代理店に勤務。激務の日々を過ごしながらも週末に世界中を旅行しているサラリーマンブロガー。ブログ www.ryman-traveler.com 公式Facebook www.facebook.com/ryman.traveler/

<取材・文/日刊SPA!取材班>

日刊SPA!

最終更新:9/13(火) 0:58

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