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不倫調査探偵の50時間にわたる同行取材を密着実況

NEWS ポストセブン 9/13(火) 7:00配信

 有名人の不倫が次々と発覚した2016年。だが、不倫現場を狙われているのは有名人だけではない。妻に依頼された不倫探偵が日夜、夫のプライベートを追っている。その様子の一部をお届けしよう。

 7月下旬の週末の昼下がり、仙台駅の新幹線ホームに50代半ばのビジネスマン・A氏が降り立った。ダークスーツを上品に着こなす彼は、草刈正雄を思わせるダンディな色男だ。

「マルタイ(調査対象者)を発見。午後0時23分より調査を開始する。事前情報通り、白いワイシャツにえんじ色のネクタイを着用。タクシー乗り場方面へ早足で歩いている」

 大勢の乗客が改札口を行き交う中、リーダーのベテラン調査員はなんなく調査対象者を見つけ出す。そして襟に付けた小さなマイクに向かって指示を出した。

 若手調査員も人混みに紛れながらA氏を追う。駅前で待機していた中堅調査員は、無線連絡を受けると大型バイクのエンジンをかける。そしてA氏がタクシーに乗り込んだのを確認すると、尾行を開始した──

 この不倫調査を行なうのは、都内にある某調査会社。不倫はもちろん、人捜しなどにも定評がある。同社の代表が語る。

「今回の不倫調査は、都内の会社役員の奥さんの依頼でした。8歳年上の夫とは職場結婚して15年。結婚後は退職して専業主婦として、現在中学1年生の息子の子育てにかかりきりだった」

 本誌は約2日、50時間ににわたるA氏の不倫調査に密着した。

19時21分:15時から始まったシンポジウムは、18時半頃終了。関係者との懇談を終えたA氏が関係者数人と一緒にホテルから出てくる。しばらく車寄せで談笑した後、A氏は関係者らを見送った。

 ひとりになったA氏はポケットからスマホを取り出す。画面を見た彼は、それまでの仕事モードの表情から一転し、頬がだらしなく緩んだ。浮かれている様子は遠目にもわかる。

19時35分:A氏は車寄せに入ってきたタクシーに乗車。調査チームもバイクとタクシーに分かれて追跡する。

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最終更新:9/13(火) 7:00

NEWS ポストセブン

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