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かつて激痩せをきたした宮沢りえはなぜ人気大物女優に成長できたのか?

BEST TIMES 9/13(火) 18:00配信

 

現代女性の心を惹き付けてやまないのが「細いからだ」。

つまり「瘦せること」。

また「瘦せることがすべて」という生き方をする女性は、日本はもちろん世界でも実は多く存在しています。

そんな女性たちを「瘦せ姫」と呼ばせてもらっています。

なぜ女性はそこまでして「細さ」にこだわるのか? 

「激瘦せ」ということばがいまはもう一般化していますが、いったい日本ではいつから「激瘦せ」が身近なことばになったのか? 

そのエポックメイキングになった芸能人がいます。

いまや大女優として活躍する宮沢りえ。

実は、彼女にとって契機になる出来事が1990年代にありました。

いま話題の書『瘦せ姫 生きづらさの果てに』の著者・エフ=宝泉薫氏が、日本芸能界における「激瘦せ史のカリスマ」について語ります。

宮沢りえは芸能人激瘦せ史の分岐点だった… 

 宮沢りえ以前・以後。

 日本における瘦せ姫の歴史については、そういう区分も可能でしょう。1995年に起きた、トップアイドルの「激瘦せ」騒動。メディアはそれを摂食障害によるものと診断し、世間も同調したことで大きな関心事となりました。

 そんなりえの「変化」をテレビで最初に指摘したのは、タモリ。芸能界きっての容姿フェチであるこの人は4月10日『笑っていいとも!』のゲストに来た彼女を見るなり、驚きの声をあげます。

「また一段と細くなりましたねぇ」

 この日のりえの衣裳は、身体にフィットした薄手の長袖ニットに、ミニ丈の半袖ワンピース。当時の雑誌記事(註1)には「誰の目にも10キロはやせてしまったように映った」「40キロもないはず」との見方が示されています。ちなみに、身長は168センチなので、なかなかの細さです。ただ、見出しには「〝激やせ〟りえの意外な明るさ」というフレーズも付けられていました。当時の彼女は「ダイエッターズ・ハイ」のような状態だったのかもしれません。

 

 そして、半年後――。彼女はさらに、メディアと世間を驚かせます。10月3日に行なわれたゴルフイベントに、もっと瘦せた姿で登場。スラックスのなかで泳ぐ脚の頼りなさはもとより、何より衝撃的だったのは、途中で羽織っていたものを脱いだ際、半袖のシャツからむきだしになった腕の細さでした。肉が削げ落ち、肘の骨が飛び出すという、本格的な瘦せ姫のそれに変わっていたのです。

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最終更新:9/13(火) 18:00

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