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【よくわかる講座:マネジメント・管理職研修】マネジメント・管理職研修をどう企画・実施するか

日本の人事部 9/13(火) 7:30配信

研修を企画・実施する上でのポイント・留意点 ● 企画・実施に向けてのステップ

現在、変革期を迎えているマネジメント・管理職研修だが、研修を企画・実施する場合、どのような点を重視し、自社に合った内容を作成していけばいいのか。以下では、そのステップと留意点を整理していく。


【管理職研修実施のステップ】

■ステップ1:「求める管理職像」の明確化

・管理職に対する研修を実施するに当たり、その実効性を高めるためには、現在、自社にはどのような管理職が求められているのか、まずは自社として「求める管理職像」(期待する役割、求める能力・コンピテンシー、行動規範等)を、事前に明らかにすることが不可欠である。
・その際、なるべく具体的な要件・能力へとブレークダウンしていき、関係者がそのイメージを共有化していくことが大切だ。


■ステップ2:「研修課題」(重点事項)の決定

・次に、求める管理職像と自社の管理職の現状を把握する。具体的には、受講予定の管理職が、これまで経験してきた役割や立場、その力量のレベルと成果、全体的に見た強み・弱み等を把握・分析することによって、自社の管理職の現状を明らかにする。
・ここでは、求める管理者像と現状とのギャップが一つの大きな「研修課題」(重点課題)となる。研修では、導き出されたギャップの中から、どこに重点を置くかを明確にする必要がある。なぜなら、この研修課題の達成や解決によって、職場での成果の向上が見込まれるからだ。


■ステップ3:「研修目標」の設定

・研修課題や重点事項が達成された状況を具体化したものが「研修目標」である。これには「行動目標」と「学習目標」の二つがある。研修受講後のある時期までにどのような行動が取れるようになるかを示したものが行動目標であり、そのために何をどの程度理解しておく必要があるのかを定めたものが学習目標である。
・また、行動目標と学習目標は受講者の目安となると同時に、研修の効果測定項目ともなる。


■ステップ4:「研修内容・方法」の決定

・行動目標と学習目標を実現するための「研修内容」の検討を行う。研修ではどのような知識・スキルを提供していけばいいのか。また、どのような経験の場を盛り込めば受講者に気づきが生まれ、学習が起こるのかを考え、決定する。
・そして、研修内容をどのような「方法」で学習させるのかを検討し、研修技法を選択する。その上で、受講者の人数、日数などを勘案して、研修プログラムを確定する。


■ステップ5:「研修評価」と「効果測定」

・研修を実施した後は、その効果を測定する。近年、「効果測定」については、「カーク・パトリックの4段階評価」(研修満足度、学習到達度、行動変容度、成果達成度)を利用するケースが増えている。

 【カーク・パトリックの4段階評価】
  ○研修満足度:受講直後のアンケート調査などによる学習者の研修に対する満足度の評価
  ○学習到達度:筆記試験やレポート等による学習者の学習到達度の評価
  ○行動変容度:学習者自身へのインタビューや他者評価による行動変容の評価
  ○成果達成度:研修受講による学習者や職場の業績向上度合いの評価
  ○その際、受講者の学習促進や行動変容、成果達成へとつながるフォローとして、研修評価や効果測定を行うことが大切である。

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最終更新:9/13(火) 7:30

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