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SMAPの「上場・売却」でファンとメンバーと事務所は皆ハッピーになる。(川崎隆夫 経営コンサルタント)

シェアーズカフェ・オンライン 9/13(火) 6:18配信

先月から人気アイドルグループ・SMAPの解散が多数のメディアで報じられていますが、今回の騒動はジャニーズ事務所の企業イメージにも少なからず影響を与えているようです。

仮にこのままSMAPが解散してしまった場合、ジャニーズ事務所のイメージに傷がついたままの状態となってしまい、今後のジャニーズ事務所の業績にも、全く影響が出ないとは言い切れない状況のようです。そこで今回のSMAP解散は、ジャニーズ事務所にとっても望ましいことでは無いのだろうと勝手に想像し、問題をうまく解決できる手段が無いものか、思考実験として改めて考えてみました。

■SMAP関連事業の「事業価値」
筆者はSMAPの解散について、多くの報道にあるように人間関係などの「情実」の面だけから解決策を考えるのではなく、「ビジネス」という側面からも併せて考えてみることで、初めて解決への道筋が見えてくるのではないかと思っています。そこで今回は、SMAP関連のビジネス全体をひとつの事業として捉え、「事業価値」という側面から考えてみたいと思います。

一部報道によると、SMAP関連事業全体の売上は、ジャニーズ事務所全体の推定年商約1000億円のうち、約1/5の200億円程度であると報じられています。よってジャニーズ事務所は、SMAP関連事業の売上全てを失ったとしても、全体売上の1/5程度を失うだけに留まるため、業績面での大きなダメージは少ないと考えているのかもしれません。

しかしSMAP関連事業は、不動産や株式と同様に「資産価値」も有していると想定した場合は、少し様相が変わってきます。参考までに、ジャニーズ事務所の同業で、サザンオールスターズや福山雅治さんなどのマネジメント等を手掛ける株式会社アミューズの時価総額を見ると、9月12日現在で約334億円となっており、アミューズが手掛ける全事業には、約334億円の価値があるということになります。

続いてアミューズの2016年3月期の決算を見てみると、売上は約489億円、純利益は約35億円となっています。そこで、アミューズとジャニーズ事務所は同業なので、両社は似たような収益構造になっており、経営戦略や経営方針についても類似点が多いだろうと仮定した場合、ジャニーズ事務所の「SMAP関連事業」の売上はアミューズの41%程度に相当するため、「SMAP関連事業」の事業価値も、単純計算では、アミューズの約41%に相当する137億円程度になるのではないか、と考えることができます。

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最終更新:9/13(火) 6:18

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