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本田圭佑が初出場&中国マネー100億円注入で、ミランは好転するか?

webスポルティーバ 9/13(火) 19:30配信

オフィシャル誌編集長のミラン便り2016~2017(3)

 日本の読者の皆さんにはいいニュースがひとつ、そして悪いニュースがひとつある。

 本田圭佑はついに2016~2017シーズンのデビューを果たした。ウディネーゼ戦の後半34分、ホセ・ソサと交代しての出場だった。しかしミランは前節に引き続き敗れてしまった。ホームのサン・シーロで、それも決して勝てない相手ではないチームに……。ウディネーゼがミランゴールを脅かしたのはたった1度だけだったが、そこから決勝点が生まれてしまった。

【写真】評価をされてはいるが、レギュラーに定着できずにいる本田圭佑

 試合後のヴィンチェンツォ・モンテッラの分析は明確だった。

「試合結果には満足していない。苦い思いでいっぱいだ。ウディネーゼは低い位置で守りを固めたチームで、それを崩すことは難しかった。我々もあまり出来はよくなかったが、終盤ではまるで愚弄されたような感じだった。ついていなかった。非常に残念だ。なぜならどうしても勝てないときは、負けないことが重要だからだ。今後はより懸命に、質の高い練習をしていく必要があるだろう」

 またモンテッラはこうも付け加えた。

「我々はよいスタートを切った。しかしその後チャンスを得ることができなかった。試合で勝つには選手の覇気と多少の運が必要だ。そう、ウディネーゼみたいな運のよさがね。ミランは中盤と両サイドをうまく使えず、単調な攻めばかりとなってしまった。ニアングを欠いていたので(出場停止)、バリエーションある攻撃をすることができなかった」

 今のミランは不安材料にこと欠かないが、特に3試合連続で最後の15分に失点している(トリノ戦後半46分、ナポリ戦後半49分、ウディネーゼ戦後半43分)のは、憂慮すべきことである。おそらくこれはDFの脆弱さによるものだが、中盤が守備に積極的に協力しないことも無関係ではない。このままではまた昨シーズンの二の舞になるのではと懸念される。

 前半のミランは絶え間なくプレッシャーをかけ、先制ゴールを狙っていた。しかしモンテッラが言っていたように、常に11人全員がゴール前で守りを固めていたウディネーゼを破るのに必要な、相手の意表を突くような攻撃をすることはできなかった。

 ただ――モンテッラはこのことを言い訳にはしていないが――この前の週にミランの多くの選手は代表戦のためそれぞれの国に帰っており、チーム全員がミラネッロに揃ったのは試合のたった2日前だったことも忘れてはいけない。それが選手たちにまるで影響を与えなかったとは言い切れないだろう。

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最終更新:9/14(水) 14:15

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