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メッシが語る盟友イニエスタの天才性 「すべてのプレーを簡単にやってのける」

Football ZONE web 9/13(火) 19:38配信

バルサのエースが司令塔を考察 「起点であり、何かを起こす選手だ」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、同僚のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの天才性について「フットボールの世界で最も難しいことを実現する男」と証言している。イニエスタの自伝『アーティスト イニエスタであること』で、メッシは司令塔に対する珍しい考察を示している。

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「僕がバルセロナに到着したまさにその瞬間、みんなアンドレスの話題をしていた。ラ・マシア(下部組織の選手寮)で彼に会うことはなかった。そこで食事することもできたんだけど、その時は高校の試験勉強の準備でほとんど行くことはなかったんだ。3年間、試合よりも練習で彼を見ることになった。でも、彼は人間としても選手としても、いつも同じなんだ」

 13歳でバルセロナの入団試験に合格したメッシは、2001年から下部組織で過ごした。3歳年上のイニエスタの存在は、神童揃いのバルサ下部組織でも有名だったという。フットボール史上最高の天才と呼ばれるメッシにとっても、イニエスタは今でも手本だという。

「僕は彼の足元の技術をイメージしている。彼はすべての動きをシンプルにやってのけるんだ。時に彼は特別なことをしていないように見えるかもしれないけど、本当は彼はすべてをやってのけている。アンドレスに関してはすべてが違うんだ。フットボールの世界で最も難しいことは、すべてのプレーを簡単に難なく見せること。それがアンドレスなんだ」

「相手から常に距離をとる能力がある」

 メッシはイニエスタについて別格と断言し、何気ないプレーに込められた技術とセンスの高さについてこう証言している。そしてメッシにとっても驚異的な能力の持ち主であり、それはボールを失わない能力だという。

「彼は僕よりもボールに触る回数が多い。彼は起点であり、何かを起こす選手だ。彼のプレーはとても小さな頃から違っていた。時が経つにつれ、いろいろな監督の指導で明確に成長したけれどね。僕たちのプレーはストリートで生み出されたものと言えるかもしれないね。ストリートでプレーしている子どもたちは、大人になった時にすごく有効なプレーを編み出すものなんだ。年上とプレーしていても、自分のプレーを変えなかったのはそれがあったからなんだ。

 アンドレスと自分は相手をかわすために、体の使い方が同じなんだ。でも、彼にはいつも驚嘆させられるものがある。捕まえられると思う瞬間があるけど、ボールを取りに行っても取れない。彼はすごく速いわけではない。でも、彼は相手から常に距離をとる能力を持っているんだ。彼の技術でね」

 イニエスタの天才性について証言したメッシは、司令塔との以心伝心の関係性について続けている。

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最終更新:9/13(火) 19:53

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