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「おじさん女子」にならないためには? 更年期も怖くない!欲望を武器に若さを持続させる方法

ダ・ヴィンチニュース 9/13(火) 11:00配信

  “秋”と聞いて何をイメージするだろうか。食欲、芸術、収穫…豊かさを思い浮かべる人が多いだろう。では人生の“秋”はどうか…血気盛んな頃を過ぎて“老い”という“冬”への準備の時期…そう聞いた途端、戸惑いを感じないだろうか。

『思秋期 感情的な人ほど早く老いる!?』(和田秀樹/ブックマン社)は、長きにわたり高齢者医療に関わりアンチエイジングを学んだ著者が、今最もいいたいことをまとめたものだ。著者のいう“思秋期”とは40歳から60歳頃のいわゆる“更年期”と呼ばれてきた、大人が生殖能力を手放して老人へと移り変わる時期。男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが減って中性化していくという。

 本書では、思秋期の乗り切り方として、身体のエイジング対策においては食べない式ダイエットのタブーやホルモン補充療法など、メンタル面では、決めつけない「そうかもしれない思考」、思考の幅を広げる「あれもこれも思考」、とにかくまず行動の「やってみないとわからない思考」を、前頭葉を柔軟に若く保つために勧めている。また日本ではあまり広まっていない予防医学や美容医療についての有用性を、独自の経験に基づいてわかりやすく解説している。

思秋期こそときめき体験を

“中高年になればセックスはしないもの”“いつまでも性欲が枯れないのはおかしい”

日本でこんな考えがはびこってきたのも事実。しかし、老人ホームで好きな異性ができると、枯れたと思っていたおじいちゃんおばあちゃんが艶めきだすというのはよく聞く話である。閉経を過ぎたある女性の話によれば、大好きな歌手のコンサートの翌日に生理が復活したらしい。これも“ときめき”のなせる業。異性の目を気にしたり、モテたい!と思ったりする欲望の力によって、思秋期の更年期をなだらかにできる可能性が高くなるという。

「感情老化」度テスト(本書より抜粋)

・最近は自分から遊びに友達を誘ったことがない
・性欲、好奇心などがかなり減退している。
・あることが気になったら、しばらく気にかける
・最近、何かで感動して涙を流した記憶がない
・グルメ雑誌、ファッション誌なんて自分とは別世界のことと思う
・昔よりイラッとくることが多くなった

いくつあてはまっただろうか? 意欲と感情のコントロールを司る脳の前頭葉は40歳頃から老化が始まるという。何事にも好奇心を持ち柔軟に対応できているうちはまだ老化していないということだが、このテストで“感情年齢”が実年齢を上回った場合は早い段階で考え方を変えた方がよさそうだ。

 最後に、著者とのスペシャル対談からの、林真理子氏の言葉を紹介しよう。

素敵な異性の友達をいかにもっているか。思秋期になっても、もう下降線だからとあきらめず、どれだけ積極的に自分の人生と関わっていくか。それによって人生の充実感が違ってくると思います。

 この言葉はズバリ、本書のテーマと本質を言い当てている。

文=銀 璃子

最終更新:9/13(火) 11:00

ダ・ヴィンチニュース

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