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高野 哲率いるツインドラムバンド、2ndアルバムのキーワードは"映画音楽"と"昭和のエグ味"

ローリングストーン日本版 9/13(火) 17:00配信

ZIGZO、nil、THE JUNEJULYAUGUST、インディーズ電力で活動する高野 哲率いるTHE BLACK COMET CLUB BANDが、セカンドアルバム『El Camino,El Dorado』をリリースした。



同バンドは、1998年結成のnil(ベースの小林 勝、ドラムの風間 弘行との3ピースバンド)、2010年結成のTHE JUNEJULYAUGUST(ピアノの佐藤 統、ドラムの梶原 幸嗣とのベースレス変則ピアノトリオ)のメンバーがそっくりそのまま合体して結成された、ツインドラムバンドだ。
改めてその結成の経緯から、ニューアルバムの制作までを高野 哲に聞いた。

―nil、THE JUNEJULYAUGUST、インディーズ電力、ZIGZOと、すでにたくさんバンドをやっているのに新たに始めた理由は何だったんですか?

ファンクラブ限定ライヴで"nil vs THE JUNEJULYAUGUST"をやった時に、アンコールで合体してみようかって話になったのがきっかけなんです。その時に、互いの曲を5人で演奏してみるっていう企画をやったら、それぞれ音楽性はぜんぜん違うんですけど、単純に全員一緒にステージに並んだ時に凄く気持ち良くて。nilは今のメンバーになって10数年、JUNEJULYAUGUSTは5~6年やってるんですけど、それぞれ相方が2人ずついて俺を支えてくれて、もちろんこっちも信頼してるし。そのバラバラだったメンバーが一緒にいるのが、俺はすごく居心地がよくて、幸せな時間だったんです。またやりたいなって思っていた時に、ある曲のドラムパターンを分解して2人で叩いてもらったんですよ。そしたら、予想以上に音量がデカくなって、凄く気持ち良かったんですよ。これは自分のなかで次に曲を書いていくためのカンフル剤というか、爆弾になるのかもしれないなと思って。

―へえ。

20数年曲作りをしてきて、何年か前から、曲を書くきっかけが欲しいというか、何か企画が欲しいなっていう思いが出てきていたんです。曲の作り方はそれぞれのバンドで違うんだけど、例えばZIGZOの前作「FOREVER YOUNG」の場合はディレクターが"今回、こういうアルバムにしてみない?"っていう相談があってから作ったので、アイデア自体があった。それが新しい曲を書くきっかけになったんだけど、今回はずっと一緒にいる仲間をくっつけて大きな仲間にしてっていうかたちでバンドを作ったから、俺にすれば、いるだけで幸せな空間で曲が作れるっていう。それだけな感じではあったんですけどね。

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最終更新:9/13(火) 17:00

ローリングストーン日本版

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