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ジョニー・デップ、最新映画でノトーリアス・B.I.G.の殺害事件を捜査した刑事役濃厚

ローリングストーン日本版 9/13(火) 12:30配信

映画は、書籍『LAbyrinth: A Detective Investigates the Murders of Tupac Shakur and Notorious B.I.G.』を元に制作される。

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ジョニー・デップが、最新伝記映画でロサンゼルス市警察(LAPD)のラッセル・プール刑事役を演じる可能性が濃厚であることが分かった。そのキャリアの後半を捜査主任として、未だ未解決のままであるノトーリアス・B.I.G.の銃撃事件の捜査に関わったプール刑事は、2015年8月に58歳で亡くなっている。

『Labyrinth(原題)』は、2パックとノトーリアス・B.I.G. の殺害事件の捜査を扱ったランダル・サリヴァン著『LAbyrinth: A Detective Investigates the Murders of Tupac Shakur and Notorious B.I.G., the Implication of Death Row Records’ Suge Knight, and the Origins of the Los Angeles Police Scandal (原題)』が原作の映画で、監督は映画『リンカーン弁護士』のブラッド・ファーマンが務める。ハリウッド・レポーター誌によると、同プロジェクトの映画会社への宣伝が、ベネチア国際映画祭で行われたようだ。サリヴァン氏は2011年に、ノトーリアス・B.I.G.事件の謎についての記事をローリングストーン誌に寄稿している。

ローリングストーン誌は、ジョニー・デップの代理人にコメントを求めたが、まだ回答は得られていない。

プール刑事は、およそ一年にわたりノトーリアス・B.I.G.ことクリストファー・ウォレスの殺害事件を捜査し、97年3月にロサンゼルスで開催されたソウル・トレイン・アワードの授賞式のアフター・パーティに出席したノトーリアス・B.I.G.が、通りがかりの車からの銃撃で命を落とした同事件は、シュグ・ナイトによる画策であるという説を推し進めた。このプール刑事の説は、シュグ・ナイトがデイヴィッド・マックともう一人の仲間と共謀して行ったもので、その一年前に2パックことトゥパック・シャクールが殺害された事件への「報復」だと考えるものだった。

ビギーの死への刑事の関与を突き止めたプール刑事は、99年に早期退職を余儀なくされた。プール刑事はその後、ノトーリアス・B.I.G.の事件で突き止めたことを公表できなかったことが表現の自由の侵害だとし、LAPDに対して訴訟を起こした。

また、退職後に私立探偵となったプール刑事は、2002年にニック・ブルームフィールド監督のドキュメンタリー『Biggie & Tupac(原題)』で、2パックの死も何百万ドルの印税の支払いを逃れようとしたシュグ・ナイトが画策したのではないかとし、自身の説を発展させていた。
そして2015年には、プール刑事がロサンゼルス郡保安官事務所の殺人担当捜査官と、ノトーリアス・B.I.G.の迷宮入り事件について話し合いを行ったと、ニューヨーク・デイリーニューズ紙が報じた。プール刑事が心臓発作で倒れたのは、まさにこの時だった。

Translation by Miori Aien

DANIEL KREPS

最終更新:9/13(火) 12:30

ローリングストーン日本版

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