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Xperiaの最上位機が登場 スマホ新潮流は“一芸勝負”

NIKKEI STYLE 9/14(水) 7:00配信

 2016年9月2日(現地時間、以下略)からドイツ・ベルリンで開催された世界最大級の家電総合見本市イベント「IFA 2016」。そのIFAに合わせて、いくつかのメーカーがスマートフォン(スマホ)の新製品を発表した。

 IFA 2016で発表されたスマートフォン新機種は、ハイエンドモデルは少なくミドルクラスが中心。だが各社とも、デザイン、カメラ、サウンドなど、ポイントを絞って独自の個性を打ち出すことで、明確な差異化を打ち出しているのがポイントだ。国内発売が期待されるスマホ新製品の数々を紹介しよう。

■Xperiaシリーズの新フラッグシップモデルが登場

 今回のIFAに合わせて、フラッグシップモデルの新機種を発表したのがソニーモバイルコミュニケーションズである。IFA開催前日の9月1日の新製品発表会で、スマホ2機種を発表している。

 そのうちの一機種が「Xperia XZ」だ。これは、Xperiaの新シリーズ「X」の最上位機種に当たるフラッグシップモデル。国内で6月に発売された「Xperia X Performance」と比べ、ディスプレーサイズが5.0インチから5.2インチに大きくなるなど、機能・性能面の向上が図られている。


 中でも大幅に向上しているのがカメラ機能だ。Xperia XZのカメラは、Xperia X Performanceなどで採用されていた、被写体を自動的に追従してフォーカスしてくれる「先読みオートフォーカス」に加え、新たにレーザーオートフォーカスを採用。レーザーを当てて被写体までの距離を測定することにより、従来機種では苦手だった、暗い場所でも素早くフォーカスを合わせられるようになった。

 加えて、明暗さまざまな光源の環境下にあっても、色を忠実に再現できる「RGBC-IR」センサーを搭載する。どのような場所で撮影しても色あいがおかしいと感じることをなくしている。動画撮影に関しても、スマホで初めて5軸手ぶれ防止センサーを搭載したことにより、手でスマホを持って撮影する際にプルプル震えてしまう、細かなブレを軽減するなどの改良が加えられている。これらの改良によって、これまで以上に見たとおり、撮りたいとおりの写真が撮れるようになる。

 Xシリーズのもう一つの特徴である、インテリジェント機能も進化している。Xperia X Peroformanceに搭載されていたQnovo社の充電最適化技術に加え、ユーザーの日常の充電サイクルを学習し、満充電までの時間を調節する「Battery Care」という技術を採用した。充電時にかかるバッテリーの負荷を減らし、バッテリーを長寿命化する。なお充電用のUSB端子は、最近のMacBookや一部のスマホ新機種で採用されている、USB Type-Cに変更されている。

 Xperia XZと同時にもう一機種、発表されているのが「Xperia X Compact」である。こちらはミドルハイクラスのスマホ「Xperia X」(国内未発売)をベースとしながら、4.6インチディスプレーとコンパクトなボディーを実現したモデルだ。

 メインカメラの性能やインテリジェント機能、USB Type-Cの採用などはXperia XZと同等だが、インカメラは500万画素のものを採用し、ボディには金属素材ではなく、セラミック風の加工を施した樹脂素材を採用。さらに防水・防塵には非対応とするなど、一部の機能を落とすことでコストを抑えている。


 Xperia XZ、Xperia X Compactは、共に日本を含む各市場で投入される予定とアナウンスされているが、どちらの機種が日本にいつ投入されるかは明らかになっていない。Xperia X Compactは、日本でのニーズが非常に高い防水・防じんに非対応であることから、国内向けには投入されない可能性が高そうだ。しかしながら日本では、片手で操作できる小型モデルのニーズも強いので、何らかの形でXperia X Compactが投入されることに期待したい。

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最終更新:9/14(水) 7:00

NIKKEI STYLE

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