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尾崎裕哉 小学6年生で父・尾崎豊の歌声とシンクロ

NEWS ポストセブン 9/14(水) 16:00配信

 インタビュー場所の一室でチノパン&黒シャツ姿の青年は「今日はよろしくお願いします」と深く頭を下げ、笑顔を見せた。彼の名は、尾崎裕哉(27才)。伝説のシンガー・尾崎豊(享年26)の一人息子である。

 8月23日に自叙伝『二世』(新潮社)を上梓し、単独コンサートを開催。メジャーデビュー直後の気鋭の歌手が、これまでの人生を語った。

「正直、最初は本を書く気はなかった。自叙伝は成功者しか書いちゃいけないと思っていたから。でも、チャンスを与えられたなら生かすべきではないかと考え直し、人生の中間報告をしようと思いました。自分がどう育ち、何に悩んできたか。読んだ人に何か伝われば、と思ったんです」

 4年をかけて書き上げたという同書が話題を呼ぶ理由は、裕哉が全ての過去に正直に向き合っているからだ。1994年夏、5才だった裕哉は、日本の喧噪を離れ、母親とアメリカ・ボストンへ移住する。父の死から2年後のことだった。だが、裕哉にはその時の記憶はおぼろげにしかない。

「父と一緒に過ごした記憶はありませんし、アメリカへも、なぜ行くのかわかっていなかった。隣近所に行く感覚でした」(裕哉。以下「」内は同じ)

 渡米直後は英語が話せず、通学先の学校では人種差別も受ける波乱の日々だった。しかし、遠く離れた異国ゆえ、「尾崎豊の息子」という事実を意識して暮らすことはなかった。ある時、韓国人留学生が、「母国でこの歌が流行っている」と、尾崎豊の代表曲『I LOVE YOU』を聞かせてくれた。「これは、僕の父親の歌なんだ」と伝えると、ポカンとしていたという。

「僕自身は漠然と父が有名歌手であることは知っていました。幼少期から父のマネをしていたらしく、まるで自分のコンサートのようにカーテン裏から飛び出してギターをかき鳴らすパフォーマンスみたいなことをやっていたらしくて。僕は全く覚えてないんですけど(笑い)」

 彼が“父の死”と対面したのは、10才の時。一時帰国した際、祖母宅で一冊の写真週刊誌を発見した。

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最終更新:9/14(水) 16:00

NEWS ポストセブン

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