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三浦貴大「片足を失う演技は難しく、つらかった…」

Smartザテレビジョン 9/14(水) 7:01配信

9月17日(土)夜9時からドラマスペシャル「瀬戸内少年野球団」(テレビ朝日系)が放送される。阿久悠原作の自伝的小説を映像化した作品で、敗戦の絶望感、無力感から子供たちの心を危惧する国民学校教師の駒子(武井咲)が、野球をすることで生きる力を取り戻す姿を描く。

【写真を見る】三浦貴大は「休憩中は子供たちとキャッチボールばかりしていました!」

今回、駒子の夫・正夫を演じる三浦貴大にインタビュー、現場でのエピソードや見どころについて語ってもらった。

――三浦さんが演じる正夫はどんな人ですか?

正夫は駒子という妻がいて、結婚直後に戦争に行ってしまい、戦地で片足を失って帰ってきます。性格的にはものすごく芯は強く、人間くさい部分もあるんですが、気が弱いところもあって。

戦地から帰ってきたらすぐに駒子に会いに行けばいいのに、「駒子には新しい旦那がいるかも…」と心配して会いにいけなかったり。そういったことを心配する気の弱さがありますね。

――正夫を演じるに当たりどのような役作りをされましたか?

戦争に行く前の正夫と、帰ってきた正夫で芝居を変えたわけではないんですが、正夫が戦地で片足を失った時、どんなことを感じていたのかなど、実際には描かれない空白の時間を想像しました。

片足のない演技はとても難しく、つらかったです。動きづらかったり、ここからここまで移動するのにこれだけの時間がかかるとか、部屋の中でも移動するのにこれだけの時間がかかるとか、そういったことを監督と相談しました。

監督からは「それだったらこの動きはできないね」とか「正夫だったらこういった動きをするかな?」などを話しながら、正夫という人間を表現するためにいろいろなことを考えました。

――三浦さんは“きれいな人恐怖症”と伺いました(笑)。共演する武井さんの印象はどうですか?

きれいな人は怖いんですよね(笑)。でも、武井さんは自然体な方で芝居に対して真摯(しんし)に向き合っていて、現場の人に気を使ったり、当たり前なんですが、子供たちと遊んだり、僕とも普通にお話をしてくれてよかったです(笑)。

あれだけ忙しい方だから、少しくらいひねくれてもいいのにと思ってしまうくらい真っすぐで、優しい人だなと思いました。

――武井さんとの夫婦役はどうでしたか?

台本を読んだ段階から、武井さんが駒子役だと聞いていたので、武井さんが駒子をやるんだったら、こんな感じになるのかなぁとイメージしていました。

実際に、夫婦役で芝居をしていても、やりやすかったというのもありますし、どんどん僕の想像を超えていって(笑)。話し方なのか立ち方なのか、昭和の時代の女性がすごく似合います! 何がそう感じさせるのかも分からないんですけど…。

――撮影現場でのエピソードを教えてください。

休憩中は子供たちとキャッチボールばかりしていました! 何かと僕のところに来て、「キャッチボールしようよ!」とか言ってくれて。武井さんも子供たちと混ざって遊んでいて、本当に楽しい現場でした。

――三浦さんは野球には詳しいんですか?

ルールは分かりますが、あまり詳しくないんですよね…。ただ、ボールを投げるくらいだったらできますよ! 本当、実際にノックするシーンとかがなくて安心しました(笑)。

――武井さんのユニホーム姿はどうでした?

駒子のユニホームだけがすごく白いなって(笑)。武井さんもかわいいはかわいいんですけど、野球をやっていない女の子が突然、ユニホームを着ましたという違和感が出ていて。

でも、駒子自身も野球をやったことがないので、その違和感はすごく良いことで…。子供たちと同じユニホームを着て一生懸命教える武井さんの姿はすごく良いなと思いました。

――好きなスポーツは?

水泳です! 水泳くらいしかできないんです(笑)。他のスポーツができないんですよね。練習とかはあまり好きではなくて、ただ普通に遊びながら泳いでいるのは好きなんですけどね…。最近は全然泳いでいなくて、ずっと寝ています(笑)。

――ずっと寝ているそうですが…、最近ハマっていることはありますか?

漫画です! 少女漫画以外は読みますね。連載中のものは1冊ずつ買って、連載が終了していて面白そうだなと思ったら大人買いしちゃいますね。

――忙しい中のリラックス方法を教えてください。

それも漫画です! 小説だと絵を想像するので台本を読んでいるのと一緒になっちゃうんですよね。でも、漫画は絵もありますし、日常と全く違う世界に行けたり、そういう気分にさせてくれる。読んでいる間はまったく動きません(笑)。ずーっと読んでいますよ。

漫画を読み過ぎて、目だけが疲れるという意味が分からないですね(笑)。僕は一切疲れないんですよ。むしろ、外に出ている方が疲れちゃいます!

――最後に見どころを教えてください。

戦争が終わり、日本もこれから成長していこうとする中で、「瀬戸内少年野球団」というタイトルの通り、子供たちが野球を通して成長していく物語です。無条件に希望を感じられる存在の子供たちによって、周りの大人も希望を持ちます。そういった“希望”を描き、エネルギーをもらえる作品です。

映画版の「瀬戸内少年野球団」とはまた違う作品となっているので、先入観を持たずに楽しんで見ていただければと思います。

最終更新:9/14(水) 7:01

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